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ガクブ探訪
2017.12.14

【経営学部】経営にGREATあり! ~MSBAイングリッシュレクチャー・シリーズ~|明治大学

明治大学学部には、「グローバル経営人材育成トラック GREAT(Global Resources English Applied Track)」という、通常の英語クラスとは別に設けられた、経営学部独自のプログラムがあります。「GREAT」では、10月27日(金)に、特別講義「第2回MSBA イングリッシュレクチャー “A Global Mindset”」が行われました。
「GREAT」とその特別講義「MSBAイングリッシュレクチャー・シリーズ」について、経営学部のはもちろん、明治大学経営学部への入学を希望する生にも知ってもらうために、今回は、実際にこのプログラムを受講し、特別講義に参加した畑山さんに、受講した感想をご紹介いただきました。
img_5581 講演者のTed Katagi氏(クラウドソフトウエア会社Kenja Corporation CEO兼筑波大学研究員、ハーバードビジネススクール卒、米国籍)による熱のこもったレクチャー

経営のGREAT

経営学部では2015年度から海外や国際ビジネスを目指す学生のための「グローバル経営人材育成トラック GREAT(Global Resources English Applied Track)」を開始しました。英語スキルと専門知識を融合させたカリキュラムが特徴のGREATは、1年次から英語で専門知識の基礎となるビジネス用語とその概念を学ぶとともに、ディスカッション、アカデミックライティング、プレゼンテーションなど大学で必要とされる英語スキルを同時に学ぶことによって、グローバル経営に必要な知識・技能を身に付けることを目的としたプログラムです。入学時のTOEICスコア上位60名でスタートし、2017年度から100名に増大、プログラムの拡大・拡充を図っています。

今回のレクチャーは、GREAT1年次必修科目「Study Skills」の一部として実施され、参加学生は英語で本格的な講演を聞き、ノートをとり、質疑応答やディスカッションに臨みました。

img_5535 手をあげてKatagi氏の質問に答える学生たち

レクチャーに参加した学生の感想(経営学部1年・畑山藍実さん)

今回のレクチャーで学んだことを教えてください

今回のレクチャーでは、「Global Mindset」という地球規模の視点での物事の考え方を学びました。この「Global Mindset」は異化理解だけではなく、新しいビジネスの獲得や自分の頭の回転の速さにも繋がるそうです。今回は「Global Mindsetベストアンバサダー」は誰になりうるかということと、「Global Mindsetを支えるGlobal HITS」と言われる、(1)他者と純粋な心で接するHeart、(2)多角的な側面からの理解を求めるIntuition、(3)論理的な思考を養うThinking、(4)自分を理解し自分だけの物語を作り上げるStory、の4つの要素について主に学びました。

img_5548 動画を使って「Global Mindset」とは何か、その重要性について熱く語るKatagi氏

今回のレクチャーを受講して良かったことを教えてください

私にとって今回のレクチャーは、「Global HITS」の4つの要素に基づいて、他者と交流するとき自分はどのような心持ちでいるかなど、他者や自分自身を理解するにあたっての姿勢を考えるきっかけになりました。例えば、4つめの要素のStoryにおいて、他人が持っていない私だけの物語は何かと考える際には、自分の心の根底にある考えや自分自身と向き合う必要があることが分かりました。普段自分のことを考えることはなかなかないので、良い機会になりました。

img_56363部構成のレクチャー:1部終了ごとにペアワークで理解を確認する学生たち

今回のレクチャーで学んだことを今後どのように活かしていきたいですか?

異文化交流の場のみならず、人と交流する場において「Global HITS」を役立てたいです。相手を理解しようとする姿勢を持ち接すること、論理的な思考に基づき、相手の要求を理解しながら話を進めることなど、今回のレクチャーで学んだことを大学生活、あるいは社会に出てからも心に留めて生活していきたいです。

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gakubu04_2活発な質疑応答の時間

「GREAT」に参加した理由は何ですか?

私は将来、日本におけるフェアトレードを普及させる仕事に携わりたいと考え、フェアトレードが盛んなヨーロッパで経営学やマーケティングを学びながらその現状を探りたいと考えています。そのため、入学前から留学に必要な知識や能力などの実用的な英語を学ぶことのできるGREATプログラムに興味がありました。

gakubu04_4GREAT担当でレクチャーシリーズのコーディネータのグレイアムマー先生(左)とGREAT 1年 畑山藍実さん(右)

「GREAT」の普段のについて教えてください

授業は非常にやりがいがあり、中でも経営学を英語で学ぶEnglish for Business Studiesは、専門的な用語や概念・理論が多いため難しいですが、予習や復習を通して理解を深められるように努力しています。GREATはエッセイやプレゼンの準備など、やることが多く、大変ではありますが、その分自分の力になっている実感があります。自分の将来の大きな目標を叶えるために、まずは留学に向けて今後もGREATの授業に真剣に取り組もうと考えています。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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