2019.03.05

【総合数理学部】「フィールドスタディ」企業訪問やOB講演で、さまざまな企業を知る


各学部の特色ある授業や取り組みを紹介するコーナー「ガクブ探訪」。今回は、総合数理学部の村上さんが、「フィールドスタディ」を紹介してくれます!
「フィールドスタディ」を紹介してくれた方村上佳さん(総合数理学部1年)

総合数理学部「フィールドスタディ」について

この講座を受講した理由を教えてください。

入学時に先輩からフィールドスタディについて説明してもらい、私は企業について何も知らなかったので、この講座をきっかけに企業への理解を深めたいと思い、興味を持ちました。また、将来を考えられる大事な機会だと思い受講しました。

「企業訪問」はどのような内容でしたか?

Aグループ

ヤフー株式会社、株式会社フジクラ、東京ガス株式会社、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)

Bグループ

成田国際空港株式会社、株式会社フジクラ、株式会社NTTファシリティーズ、東京急行電鉄株式会社

私はAグループの企業訪問に参加しました。各企業の仕事内容を紹介していただき、開発中のものや仕事場の様子なども見せていただきました。ヤフー株式会社ではオフィスに自分の席が無くどこでも仕事ができたり、私服で仕事をしたり、会社外でも仕事を行うことが認められているなど、社員が働きやすい環境作りを大切にしていたのが印象的でした。また、JR東日本では、現在使われている改札やホームをより快適に使うために開発を行っているという説明を聞き、実際にモデルを見せていただいたりしました。

「明大OBによる講演」はどのような内容でしたか?

就職活動までの間に何をすべきか、学生時代に何をしてきたか、企業に入ってからどのような仕事を行ってきたかなどを話していただきました。

就職してから、上司に相談して企業内でいろいろな部署を経験した方がいて、会社に入ってからでも、より自分に合った仕事を見つける手段があるのだなと思いました。また、勉強だけでなくさまざまなことに興味を持って取り組むことが大切で、経験を積むことで社会に出たときに役立ついう話を聞きました。

明治大学の卒業生ということで学生時代のエピソードが身近で分かりやすく、自分の学生生活に重ねながら話を聞くことができました。また、自分の学生生活を見つめ直すきっかけにもなりました。

フィールドスタディの集合写真

「成果報告」ではどのようなことをしましたか?

少人数のグループに分かれ、発表を行いました。短い準備期間でしたが、どのように発表したらうまく伝わるのか、パワーポイントをどのように工夫したら一目で見て分かるスライドを作れるのか、話し合いながらより良い発表を目指しました。

受講して良かったことは?

今まで職業を決めるにあたり、どんな仕事をするのかという部分しか視野に入れていませんでした。今回フィールドスタディに参加し、実際に訪問してみると、それぞれ環境・雰囲気が違っていたので、職種だけに限らず環境・雰囲気が自分に合っているのかを見極め、考えることも大切であると気付きました。また、OBの方に、学生時代のどんな経験が役に立ったのか伺ったことで、今の自分にできることは何か考え直すことができました。

成果報告では、短い期間でしたが班員と協力し合いながら活動に取り組むことができました。先生にパワーポイントや発表の仕方を見てもらってアドバイスをもらい、同じ内容の発表を見ることで、より良い発表の仕方を学ぶことができました。今後の生活に生かせる知識を、短期間で集中して学ぶことができました。なかなか企業のことについて学ぶ機会は少ないので貴重な経験になりました。

授業で学んだことを、今後どのように生かしていきたいですか?

今回のフィールドスタディをきっかけに企業に興味を持ったので、もっと多くの企業について理解を深めたいと思いました。そのために、このような機会があれば積極的に参加していきたいです。OBの方が言っていたように学生のうちにいろいろなことに挑戦し、自分が何に興味があるのか、どんなことをしたいのかを見つけておきたいです。

学生の間にしかできないことも多くあるため、限られた学生生活を有意義に使っていきたいです。

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