インターンシップに応募したきっかけを教えてください。
2年次になり将来のことを考えたときに、公務員か民間企業のどちらに進むか迷っていて、就職活動の方向性が全く決まっていないことに焦りを感じていました。いざ将来のことを考えてみようと思ったときに、当時の私は公務員、民間企業のいずれも、自分のイメージやインターネットの情報だけでしか認識しておらず、実際に両者がどのような仕事をしているのか全く知らないことに気が付きました。そこで、より多くの民間企業について知るために、多くの企業を見ることができるこのインターンシップに応募しました。
インターンシップではどのような経験をしましたか?
日東工器株式会社(メーカー)、株式会社髙島屋(小売)、大正製薬株式会社(製薬)、株式会社ツカモトコーポレーション(商社)、いちよし証券株式会社(金融)という、異なる業種の5社を1日1社ずつ訪問しました。実際に働いている方々から話を聞いたり、小売りの現場や関連施設を見学しました。また、各企業から出されたテーマに対して、明治大学のほか4校の大学から参加した学生と共にグループワークを行いました。
その経験を通して学んだことを教えてください。
今回のインターンシップを通して最も驚いたことは、企業に対して抱いていたイメージと実際の様子に、とてもギャップがあったことです。5社それぞれ、社風が異なったり、職種の幅が異なったりして、業種によってこんなに違うものかと痛感しました。
また、「働くとは何か」ということについても考えさせられました。さまざまな業種・職種の方から話を聞く機会がありましたが、共通していることは、企業の名を背負う一員として、自分の仕事に対して誇りを持って仕事をしていることと、楽しいと思って仕事をしていることでした。私も残りの学生生活で、誇りを持って楽しく働くことができる仕事を探していきたいと思います。
インターンシップ参加を検討している明大生へのアドバイス
このインターンシップは、さまざまな業界の企業を知れるだけでなく、明治大学以外の学生と共にグループワークを行うことも魅力の一つです。就職活動に対して意識の高い仲間と出会い、互いに刺激を受けることができます。私自身もこのインターンシップを通して、将来のことを真剣に話し合える、かけがえのない仲間と出会うことができました。少しでも将来について不安がある人は、ぜひ参加してみてください。次の一歩につながるヒントを得ることができると思います。
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