
就職内定先 | 株式会社みずほ銀行 |
内定先を選んだ理由を教えてください。
株式会社みずほフィナンシャルグループのグループ一体戦略によって、お客さまを支えながら、自分らしいキャリアも実現できると感じたからです。幼少期の経験から、「人の挑戦を経済的な面から支援する仕事がしたい」という思いがあり、銀行への就職を志望していました。株式会社みずほ銀行は、「One MIZUHO」戦略により、グループ一体で高度なサービスを提供ができるのが魅力的なのはもちろんのこと、面談やインターンシップを通じて、お客さまと共に挑戦しながらキャリアを築いている方が多い印象を受け、自分でキャリアを切り開ける環境があると感じ、選びました。
どんな大学生活を送っていましたか?
学園祭実行委員会の活動とアルバイト、ゼミ活動に注力して取り組んでいました。学園祭の実行委員では企画担当として新しい企画に挑戦し、ゼミではトレンドの生成AIをテーマに研究するなど、周りに支えてもらいながら新しいことに挑戦してきました。振り返ると、これらの経験が自分の就職活動の軸を決めるに当たって大切なものになっていました。
就職活動はいつぐらいから、どのように進めましたか?
大学3年次の6月ごろから始めました。最初のころは自分の興味のあることや、やりたいことが、社会でどのように生かせるのか分からなかったため、さまざまな業界の説明会やインターンシップに参加していました。
秋ごろに、家族や先輩、友人の助けを借りて自己分析を進め、自分のやりたいことが実現できそうな金融業界を中心に、業界を絞って対策を進めていきました。面接の対策としては、自分の原体験と、その体験がどのように今の自分に影響し、また就職後の将来につながるのかを、論理的に伝えられるように練習しました。
就職活動をする上で役立ったアイテムがあれば教えてください。
一つ目は、ノートアプリのMicrosoft OneNoteです。企業ごとにエントリーシートや面接のセクションを作り、情報を整理していました。自分の好きなところに好きなように入力できるので、思考の整理に役立ちました。企業ごとに必要な情報をそろえていたので、面接前にはお守り代わりに目を通していました。
二つ目は、明治大学の就職活動手帳です。必要な情報が網羅されているので、困ったときに確認していました。また、メモができるスペースもたくさんあったので、OB・OG訪問や説明会で聞いたことを書き留め、企業研究にも活用していました。

就職活動を終えて「やっておいて良かったこと」を教えてください。
自分史を作ることです。私は家族や幼なじみなどに協力してもらい、自分史を作成しました。自分のこれまでを振り返ることで、今の自分をつくり上げている要因や自分の価値観、判断軸を理解できるだけでなく、面接に活用できるエピソードも見つけることができました。
自分史を作ったことで、過去の経験をより深く見つめ直すことができたので、今の自分のことや就職後にやりたいことなどを、過去を踏まえて説得力を持って伝えられるようになり、そこから面接にも自信を持って臨めるようになりました。
学生生活を送る上で、意識していたことや気を付けていたことは何ですか?
自分の好きなことや興味のあることを見つけるために、日々アンテナを張って生活することです。これは、2年次に知り合った卒業生の方からいただいた言葉です。この言葉を胸に、自分が少しでも興味を持ったことは挑戦するように心掛けてきました。そのおかげで、大学4年間で数多くのかけがえのない経験を積むことができ、結果として、それらの経験を就職活動に生かすことができました。
低学年の時期に「やっておくといいこと」は何ですか?
いろいろなことに挑戦して、大学生活を充実させることです。自分がやってみたいと思うことや他の人があまり経験しないようなことに挑戦することで、経験に基づいた会話の引き出しが自然と増えるため、それが就職活動でも役立ちます。大学生活を充実させることこそが、就職活動の成功につながります。一日一日を大切に、大学生活を楽しんでください。
これから就職活動を迎える明大生へのメッセージ・アドバイス
就職活動は「もう社会人になるんだな」と実感する、学生でいられなくなることに寂しさを感じる最初の瞬間で、不安な気持ちになると思います。私自身もそうでした。ただ、私自身は就職活動もあくまでも学生時代のイベントの一つだと捉えていました。もちろん真剣に将来のことを考え、自分の未来を決める、人生において大きな出来事であることは事実ですが、「楽しんだもん勝ち」です。
自分の人生を楽しみ、希望を持っている人の方が、人の目には魅力的に映ると思っています。もちろん苦しむこともあると思いますが、最後はうまくいくと信じて、楽しみながら挑戦してください。みなさんの就職活動が納得の行くものになることを願っています。応援しています!
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