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就職活動体験記
2025.02.21

京セラに内定!最先端の技術やものづくりを支えることで社会に貢献したい(中林拓海さん)

経営学部学生就活
就職活動体験を紹介してくれた方中林拓海さん(経営学部4年)

就職内定先 京セラ株式会社

内定先を選んだ理由を教えてください。

京セラ株式会社を内定先に選んだ最大の理由は、その圧倒的な社会貢献力に魅力を感じたからです。人々が日常的に使用するスマートフォンから小惑星探査機「はやぶさ」の部品まで、世のため人のためのものづくりを幅広い領域で展開しており、そのような製品を社会に広めていくことが社会貢献につながると考えました。

また、表舞台に出ることは少なくても、陰で最先端の技術やものづくりを支えているという点にも引かれました。これは、自分が大学生活で打ち込んできたライフセービング活動における「海水浴場に来るお客さまの楽しみや安全を、裏方として支える」という姿勢と重なりました。

どんな大学生活を送っていましたか?

ライフセービング活動中心の大学生活を送っていました。明治大学でサーフライフセービングクラブというサークルに所属していたほか、茨城県鹿嶋市で活動しているNPO法人のライフガードチームにも所属していました。平日は学業とアルバイトに、週末は海で季節問わず人命救助の練習に励んでいました。

2023年度にはライフガードチームのキャプテンである監視長に就任し、行政・公的救助機関・地域住民の方々と関わりを持ちました。その関わり合いの中で、「ライフセービング活動を通じて地域社会に貢献している」という実感を、ささやかながら確かに持つことができました。このような経験を通じて「もっと多くの人や社会に、もっと大きな規模で貢献したい」という将来像を描くようになりました。

就職活動はいつぐらいから、どのように進めましたか?

大学3年次の9月ごろから始めました。夏まではライフセービングの活動に注力しており就職活動の知識が不足していたため、明治大学の就職キャリア支援センターを活用してイベントなどに積極的に参加しました。また、自分の関心のある企業のインターンシップや会社説明会にできる限り参加し、企業の方々と直接会ってお話しすることを大切にしました。

就職活動をする上で役立ったアイテムがあれば教えてください。

自分の人生観を形成する上で、本を読むことが有益でした。元々活字を読むことは苦手でしたが、自分自身の将来や人生における目標設定を行うために、意識的に読書をするようにしていました。

人生観を形成するためのヒントを得た本

就職活動を終えて「やっておいて良かったこと」を教えてください。

自己分析に十分な時間を割くことです。自分が「どのような考えを持ってどのような行動を取ってきたか」を整理することで、面接の場でも自分自身の言葉で話すことができました。自己分析を行う際、事象に対して「なぜ?」を5回繰り返すことで、自分の思考と行動のつながりを、本質的なところまで掘り下げることができました。

「やっておけば良かったこと」はありますか?

一つ目は、早い段階からインターンシップや企業のイベントに応募することです。エントリーシートの書き方やグループディスカッションなどは、経験の有無が少なからず結果に差をもたらすため、まずは場数を踏んで慣れることが大切だと感じました。

二つ目は、自分一人で取り組もうとしないことです。エントリーシートの添削や面接練習などに一人で取り組むことが多かったのですが、多くの方から客観的なフィードバックを受けた方がより効率的だと感じました。

これから就職活動を迎える明大生へのメッセージ・アドバイス

就職活動中は先の見えない不安が多くあると思いますが、「就職活動が人生のゴールではない」ということを心にとどめておくと、少しは気が楽になるかもしれません。

振り返ってみると、就職活動は自分自身のことを深く理解したり将来について真剣に考えたりする良いきっかけになりました。また、さまざまな苦悩や挫折を乗り越えることで、人としても成長することができました。たくさん悩んで逆境を乗り越えた先で、皆さんが生き生きと活躍できるフィールドに出会えることを、心からお祈りしています!

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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