
就職内定先 | 株式会社NTTデータグループ |
出身高校 | 私立千葉日本大学第一高等学校 |
内定先を選んだ理由を教えてください。
株式会社NTTデータグループは、デジタル技術で社会に新たな価値を創造するIT企業です。元々文系という事もありIT系に進むことは考えていませんでしたが、話を聞くうちに、「このような大きな舞台で『世の中の当たり前』を作っていく一翼を担っていきたい!」と考えるようになりました。
数ある企業の中でもNTTデータグループに入社を決めた理由は、OB訪問やインターンシップなどでお会いした社員の方々の温かい雰囲気と仕事への熱量に引かれ、心から「ここで働きたい!」と思ったからです。
どんな大学生活を送っていましたか?
営業職の長期インターンシップや明大祭実行委員会、東京2020オリンピックのボランティア活動などに力を入れて学生生活を送っていました。
1年次から続けている長期インターンシップでは、特に多くのことを学ぶことができ、就職活動においても非常に役立てることができました。3年次には東京2020オリンピックのボランティア活動に関して、BS日テレ「ストロングポイントX」から出演依頼を頂き、貴重な経験をさせていただきました。
これらのさまざまな活動の中で何度も難局に直面しましたが、一つ一つ乗り越えていくことで自分の強みについても明確に把握することができました。
就職活動はいつぐらいから、どのように進めましたか?
2年次の3月頃からWebテストの勉強と、学生時代に力を入れたことについてのES(エントリーシート)作成を始めました。Webテストの勉強については、言語は電車での移動時間に行い、非言語は毎日30分ほど空いた時間に行っていました。ES作成については、インターネットに載っているESの文構成を参考にして、その上で就職キャリア支援センターや先輩に相談し、ブラッシュアップしていきました。
就職活動をする上で役立ったアイテムがあれば教えてください。
1つ目はGoogle Documentです。GD(グループディスカッション)やインターンシップ中にメモを取る際はもちろん、ESをブラッシュアップする際もツールとして非常に使いやすかったです。
2つ目はリングライトです。オンラインでのGDや面接においても、第一印象はとても大切です。PCの横に三脚式のリングライトを置くことで、顔の血色が良く、清潔感のある印象になり非常に役立ちました。余談ですが、PCのカメラと自分の目線を合わせることも大切です。面接の際にPC画面を見てしまい視線が下がることを避けるために、PCの下に箱や台を置くといった工夫をすると良いです。

就職活動を終えて「やっておいて良かったこと」を教えてください。
夏は、業界問わずさまざまな企業のインターンシップに参加しておくことをお勧めします。実際に私も、夏季インターンシップについては、7~10月にかけて50社ほど参加しました。
夏の時点でさまざまな業界のインターンシップに参加することで、秋冬の時点で自分に合う・合わない業界をおおむね知ることができます。また、「ここの業界も見ておけばよかった」といった後悔もしなくて済むので、夏はなるべく多くの業界に興味を持って行動すると良いです。特に、インターンシップでも複数日程のものは、早期選考や限定イベントに招待されることもありますので、注目してみてください。
「やっておけば良かったこと」はありますか?
GDや面接の練習を、4~5月にかけて、なるべく早くから練習しておくべきでした。私はこれらの練習を行わず、インターンシップ選考の過程で場数を踏む形になりました。当時、GDについては流れすら把握できていなかったこともあり、うまくいかず、落ち込む時期もありました。そのため、特にGDや面接に関しては、できる限り早くから対策することをお勧めします。
コロナ禍の就職活動で大変だったことは?
面接方式がオンライン・対面の両方があった点です。どちらの方式でも対応できるようにしておくことが大切だと感じました。面接官の方は、オンラインでの印象と対面での印象が異なると感じることも少なくないそうです。どちらの方式でも、緊張せずにありのままの姿で臨むことが重要です。
これから就職活動を迎える明大生へのメッセージ・アドバイス
就職活動の中で特に大切なことについて、皆さんにお伝えしたいことが2つあります。
1つ目は「行動力」です。一般的に、インターンシップに参加するにも【ES→Webテスト→GD→面接】といった長いフローを勝ち抜く必要があります。勝ち抜いていくには「まずは練習あるのみ」です。勝ち抜くことができなければ、本当に自分に合う企業と出会えたとしても、入社できる可能性は低くなってしまいます。そのため、まずは業界選択などに悩むというよりは、選考対策やエントリーを進め、どんどん行動に移していくことが大切です。
2つ目は「自己分析」です。面接では、提出したESをもとに、さまざまな側面から自分のことを聞かれます。面接の中で一番大切なことは「会話のキャッチボールが自然にできるか」です。緊張感漂う空気の中でも、自然に面接官と会話するためには、自信を持って自分のことを分かっている必要があります。つまり「自己分析」が非常に重要になってくるということです。就職活動を始める際には、まずはしっかり「自己分析」から始めてみてください!
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