
就職内定先 | 株式会社タカラトミーアーツ |
内定先を選んだ理由を教えてください。
あらゆるターゲットに新しい遊びの価値を提供する仕事に携わりたいと考えたためです。株式会社タカラトミーアーツは、地域や文化の違いにとらわれず、そばにあるだけでコミュニケーションが生まれ、何げない日常を彩り豊かにしてくれる商品を多く生み出している企業です。また、大人になっても遊び心を忘れず、枠にとらわれない発想を大切にするスタンスにも、深く共感しました。
どんな大学生活を送っていましたか?
コロナ禍でサークルに所属していなかった分、研究室での活動に集中して取り組んでいました。2年次には、研究室のグループでのゲーム制作を経験し、ものづくりの楽しさを実感しました。3、4年次には、高校時代から興味を持っていた電気味覚に関する研究に注力し、国内学会でのデモ発表も経験しました。研究室の仲間から刺激を受けたり、学会で多くの方と議論を交わしたり、日々の貴重な経験から自身を成長させることができました。

就職活動はいつぐらいから、どのように進めましたか?
初めて就職情報サイトに登録したのは、夏季インターンシップの募集が始まる3年次の春ごろでした。進みたい業界がまだ明確ではなかったため、夏から秋にかけて幅広い業界のインターンシップに参加しました。その後、本格的に業界を絞り始めたのは、3年次の冬ごろでした。企業説明会や社員座談会に参加して、競合他社と比較した時の立ち位置や強みを把握することで、エントリーシート(ES)の作成や面接に備えました。
就職活動をする上で役立ったアイテムがあれば教えてください。
オンライン上でメモを保存・整理するために、Scrapboxというノートツールをよく利用していました。タグ機能を使って複数のページをリンクさせることができるため、ページが増えても管理・検索しやすく便利でした。説明会やESでのメモを記録して企業の情報をまとめておくことで、面接前などの確認したい時にいつでも見返すことができるので、お勧めです。

就職活動を終えて「やっておいて良かったこと」を教えてください。
対面で開催されるインターンシップや説明会、座談会に参加することです。就職活動中は、普段見ることのできない企業を見学できる最大のチャンスです。特に、直接社員の皆さんとお話しすることで、インターネット上には載っていない企業の良さを発見することができます。私の場合、実際に企業を訪問することで、「ここで働きたい!」というモチベーションが上がることも多かったです。
「やっておけば良かったこと」はありますか?
TOEICの勉強です。説明会に参加する中で、多くの企業がグローバル化に力を入れており、英語力を求めている印象を受けました。そのため、選考時にTOEICの勉強で培った英語力をアピールすることができれば、大きな強みになると感じます。明治大学図書館にもTOEICの参考書がたくさんあるようなので、時間に余裕がある時に勉強して、スコアを伸ばしておくことをお勧めします。
これから就職活動を迎える明大生へのメッセージ・アドバイス
就職活動中は、今まで以上に選択と決断の機会が多く、不安やストレスを感じることが多いかもしれません。しかしこれは、たくさんの人とつながり、多様な考え方を知る貴重な機会でもあります。つらい時は、一人で抱え込まず、周りの人たちに相談してみてください。興味を追求した先に、ありのままの自分を受け入れてくれる会社がきっと見つかります。最後まで諦めず頑張ってください!

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