
9月6日、本学名誉博士であり元アメリカ合衆国連邦議会上院議員のベン・ナイトホース・キャンベル氏のご子息、コリン・キャンベル氏とご家族が駿河台キャンパスを訪れた。
キャンベル名誉博士は1960年から4年間、本学体育会柔道部で修練を積み、1964年東京オリンピックでアメリカ代表チームの主将として出場した経歴を持つ。今回は高齢により来日がかなわず、ご家族が代わって訪問した。
一行はリバティタワーを見学した後、柔道部の道場を訪れ、同部との懇談や記念品交換が行われた。コリン氏からは柔道部に活動支援として金一封が贈られ、中濱真吾監督から柔道部オリジナルポロシャツ、甲木碧主将(政治経済学部4年)からは「めいじろう」グッズが贈呈された。
コリン氏は「父は今でも明治大学柔道部のことを家族に語っている。厳しい日々だったが、その経験は今も生きており、かけがえのない時間であったと言っている」と伝えた。
一行は柔道部の稽古も見学し、部員に積極的に質問を投げかけた。初めて柔道に触れたご家族からは「非常にエキサイティングで面白かった」との感想が寄せられた。
最後に、中濱監督は「日米柔道交流の架け橋を担ってこられたキャンベル名誉博士のご家族を迎えることができたのは大変な栄誉であり、今なお本学を心にかけていただいていることを誇りに思う」と述べた。(スポーツ振興事務室)