GPファイナルで2年連続銅メダルを獲得した佐藤選手(写真:西村尚己/アフロスポーツ)ISU(国際スケート連盟)フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ GPファイナル(12月4日~7日/名古屋)で、体育会スケート部に所属する佐藤駿選手(政治経済学部4年)が、男子シングルで2年連続銅メダルを獲得した。
4日のショートプログラムで、冒頭の大技4回転ルッツは3.12点、4回転ー3回転トーループの連続ジャンプでは2.58点のGOE(出来栄え点)を獲得。後半のトリプルアクセルでは、着氷後に体勢をやや崩し、目標とする100点の大台には惜しくも届かなかったが、スピンは全て最高難度のレベル4をそろえ、今季自己ベストを更新して98.06点で2位につけた。
6日のフリースケーティングでは、4回転ルッツ、トリプルアクセルと3回転サルコウのコンビネーションジャンプ、4回転ー3回転の連続トーループ、4回転トーループに続き、トリプルアクセルとダブルアクセルの連続ジャンプ、3回転ループ、3回転ルッツのジャンプを7本全て成功。スピンも全て最高難度のレベル4をそろえ、ノーミスの見事な演技後は、渾身のガッツポーズで喜びを表した。フリーは3位の194.02点、合計292.08点とともに自己ベストを更新し、2年連続の銅メダルに輝いた。
佐藤選手は、今回の結果と12月19日~21日開催の「第94回全日本フィギュアスケート選手権大会」の結果を合わせ、ミラノ・コルティナオリンピックへの出場を目指す。各3枠の男女は、全日本選手権の優勝者が自動的に代表入りする。2、3人目は、全日本選手権の2位・3位、GPファイナルの日本勢上位2人、全日本選手権終了時のシーズン最高得点上位3人などから、総合的に選ばれる。
12月19日~21日開催の「第94回全日本フィギュアスケート選手権大会」は、オリンピック代表最終選考会です。
引き続き、明治大学体育会スケート部に温かいご声援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!
第94回全日本フィギュアスケート選手権大会
第94回全日本フィギュアスケート選手権大会(渋谷区/国立代々木競技場第一体育館)
日程
12月19日(金)~ 21日(日)


