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2025.12.07

第101回ラグビー明早戦に勝利――5年ぶりの関東大学対抗戦優勝を飾る|体育会ラグビー部

ラグビー部スポーツ

体育会ラグビー部は12月7日、国立競技場(東京都新宿区)で行われた関東大学ラグビー対抗戦Aグループの早稲田大学戦に25-19で勝利し、2020年以来5年ぶりとなる優勝を飾った。

優勝を決め、歓喜の表情を浮かべる選手たち

明治大学は前半17分に先制を許すも、21分に主将・平翔太選手(商学部4年)がペナルティゴールを決める。その後、26分に早稲田大学のペナルティゴールで3-10となるが、30分に最上太尊選手(商学部4年)のトライ、平選手のコンバージョンゴールで10-10とし、前半を折り返す。

早稲田大学陣営に駆け上がる選手たち
コンバージョンキックを蹴る平翔太選手
しっかりラインアウトを決める選手たち

後半5分には、早稲田大学のキックを田代大介選手(経営学部3年)がチャージし、東海隼選手(情報コミュニケーション学部4年)がトライを決め15-10と逆転。17分に明治大学、21分に早稲田大学がそれぞれペナルティゴールを決め、18-13となる。25分には早稲田大学がペナルティゴールを決め、18-16と追い上げられるが、31分にラインアウトからモールで押し込み、最上太尊選手(商学部4年)が今試合2回目のトライを決める。平選手も落ち着いてコンバージョンゴールを決め、25-16と差を広げた。

逆転のトライを決める東海隼選手
ラインアウトからのモールで押し込む選手たち
今試合2回目のトライを決めた最上太尊選手。チームメイトと喜びを爆発させた

その後、34分に早稲田大学にペナルティゴールを決められ25-19となるが、早稲田大学の猛攻をしのぎ、ノーサイド。明治らしい「前へ」進むラグビーで、5年ぶりの対抗戦優勝となった。

早稲田大学の猛攻をしのぎ、ノーサイド
試合後、最上太尊選手はPOM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)に選ばれた

神鳥裕之監督のコメント

国立競技場という素晴らしい舞台で、多くの観客の皆さんの前で試合ができたことに感謝申し上げます。試合については、本当に早稲田大学戦らしい、互いの力と力がぶつかり合うゲームとなり、対戦相手の早稲田大学にも感謝申し上げたいと思います。

明治大学にとっては、「勝てば5年ぶりの対抗戦優勝」という大きなモチベーションがある中での試合でした。スクラムの部分では思った以上に圧力をかけられませんでしたが、ラインアウトからモールの部分、FWの頑張り、BKの身体を張ったディフェンスといった、シンプルな部分を80分間しっかりやり切れたことが、勝利につながったと思います。対抗戦優勝はゴールではないので、今日一日は喜びながらも、明日からは気持ちを切り替え、大学選手権に向けて頑張っていきたいです。

平翔太選手(商学部4年)のコメント

この一週間、チーム全員で準備してきたことを80分間しっかり体現できて良かったです。今日の試合は、「勝てば優勝、負ければ4位」というプレッシャーがありましたが、今何をすべきかを考え、プランを80分間遂行することで、全員が一つになって戦えたと思います。

ただ、今回の勝利は通過点に過ぎないので、しっかり切り替え、大学選手権での日本一に向けて頑張っていきます。

体育会ラグビー部は対抗戦を1位で終え、第62回全国大学ラグビーフットボール選手権大会(大学選手権)に出場します。初戦は、12月20日(土)に秩父宮ラグビー場で、関西学院大学と福岡工業大学の勝者と対戦します。
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