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2024.11.28

情コミ20周年記念・特別講演会「企業トップの考えるダイバーシティ・マネジメント」を開催(情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター)

情報コミュニケーション学部SDGs
イベント終了後。最前列左から、片倉氏、牛尾教授、小泉氏と、牛尾ゼミ一同

情報コミュニケーション学部ジェンダーセンターは、10月28日、駿河台キャンパス・リバティタワーで、特別講演会「企業トップの考えるダイバーシティ・マネジメント」を開催した。

このイベントは、「ダイバーシティ・マネジメント」に積極的に取り組む企業経営者を招いて話を聞くという企画で、同センターが定期的に開催しているもの。今回は、情報コミュニケーション学部創設20周年記念事業の一環として行われた。ダイバーシティ・マネジメントとは、人種や性別、性的指向、障がい、年齢などに関する違いや、一人ひとり異なる価値観や能力、経験、知識など、幅広い意味での多様性を生かして組織を強くする取り組み。

今回のイベントでは、EY新日本有限責任監査法人理事長の片倉正美氏と、株式会社メルカリ取締役President(会長)兼株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー代表取締役社長の小泉文明氏の2氏をゲストに招き、両氏による講演と、牛尾奈緒美教授(情報コミュニケーション学部)を交えたディスカッションなどが行われた。

片倉氏は大手監査法人初の女性理事長として、監査法人の革新を目指し、テクノロジーの活用による監査品質の向上や労働環境の整備に注力してきた。これらの経験から、無意識の偏見や差別、自己認識といった障壁を取り払い、誰もがプレーヤーとして活躍できる環境を整えるダイバーシティ・マネジメントの大切さを説いた。

小泉氏は、大和証券エスエムビーシー株式会社(現・大和証券株式会社)、株式会社ミクシィ(現・株式会社MIXI)を経て、2013年12月、株式会社メルカリに参画。2019年9月、現職に就任した。同氏は「社員と経営陣はパートナーであり、同じ情報量を共有すべき」「お互いの違いを生かしあう、違いとの共創が大切である」と自身の考えを述べた。

その後、学生からの質疑応答が行われ、イベントは盛況のうちに閉会した。(情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター)

講演する片倉氏
講演する小泉氏