学際性を象徴するイベント「研究交流祭」を開催 多様なゼミが学年・学問領域を超えて交流 情コミ20周年記念事業の一環で(情報コミュニケーション学部)
情報コミュニケーション学部
情報コミュニケーション学部は10月26日、和泉キャンパス・ラーニングスクエアで学問領域が異なるゼミナールが研究成果を相互に発表するイベント「研究交流祭」を開催した。本イベントは、同学部が2023年から現在の規模で年に一度開催しているもので、今年度は情報コミュニケーション学部創設20周年記念事業の一環として開催された。
情報コミュニケーション学部は、多様な学問領域を扱う学際性を重んじる学部として創設され20周年を迎えた。その学際性を象徴するイベントとして開催されている研究交流祭では、今年度19ゼミ・47チームが出場し、6ブロックに分かれ日頃のゼミにおける成果を披露し合った。当日は、自身のゼミとは全く異なる学問領域の発表を聴講し「新たな気付き」が多く得られた様子だった。

情報コミュニケーション学部はこの取り組みを、「ゼミの研究成果を広く発表する機会を設け、チームで研究を進める機会を創出し、学部教育の活性化につなげるための機会」としても位置付けている。
また、当日は1・2年生も多く来場し、3・4年生の発表を見学することで、3・4年次のゼミがどのような研究・活動を行っているのかをより深く知ることができ、今後の研究やゼミの入室希望を選択する一助となった様子だった。

閉会式では、各ブロックの専任教員が審査を務め決定する「ブロック最優秀賞」と、学生間の投票により決する「学生投票賞」の表彰が行われ、イベントは盛況のうちに幕を閉じた。

発表した学生からは、「他のゼミの学びを知る機会になった。学際的な視点を持つことができた」「大学に入って以来一番胸を張る経験ができた」聴講した学生からは、「研究内容やゼミの雰囲気を深く知ることができた」「実際に先輩方が発表しているのを見て、自身もうまく発表できるようになりたいと思った」といった声が寄せられた。(情報コミュニケーション学部事務室)