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2024.11.26

野菜園芸学研究室(元木悟教授)が、中華人民共和国の内モンゴル自治区・赤峰市の赤峰学院農学院にて、学術報告を実施(農学部農学科)

元木教授が、赤峰学院農学院と明治大学農学部との国際学術交流会にて学術報告を行った

農学科・野菜園芸学研究室(元木悟教授)は、8月14日、中華人民共和国の内モンゴル自治区・赤峰市の赤峰学院農学院にて、赤峰学院農学院と明治大学農学部との国際学術交流会に参加し、学術報告を行った。

赤峰学院は、1957年に赤峰師範学校として創設され、現在56の学部専攻を持つ総合大学。野菜園芸学研究室 元木教授、明治大学大学院国際交流プログラムに採択された山下紗佳さん(博士前期課程2年)は、8月9日~8月18日に、内モンゴル自治区の農業地域の数カ所および遼寧省瀋陽市を訪問し、アスパラガスの現地調査や指導などを含め、国際交流(情報交換)を行った。

赤峰学院農学院と明治大学農学部との国際学術交流会で、野菜園芸学研究室を紹介する山下紗佳さん
アスパラガスの現地調査および指導のため、臨渓県桐埠鎮の栽培圃場を訪問
赤峰学院国際教育学院および赤峰学院農学院の先生との記念撮影

野菜園芸学研究室と赤峰学院農学院の国際交流について

野菜園芸学研究室は、2年前から赤峰学院農学院との国際交流を行っている。2023~2024年には、赤峰学院農学院の宝龍先生を招聘研究員として1年間受け入れるとともに、赤峰学院農学院と野菜園芸学研究室との研究成果として、宝龍先生が筆頭著者、元木教授が責任著者を務め、野菜園芸学研究室の学生を共著者とした国際共著論文が学術誌(海外誌)に掲載された。

赤峰学院農学院の宝龍先生が招聘期間中であった2024 年3月20日には、赤峰学院農学院の趙雪梅教授(農学部長)および李楠准教授が、明治大学生田キャンパス(野菜園芸学研究室)の栽培圃場や明治大学黒川農場(農場長は元木教授)などを訪れ、野菜園芸学研究室の学生たちと国際交流(情報交換)を行った。

赤峰学院農学院の趙雪梅教授(農学部長)らが黒川農場を視察した

また、3月21日には、野菜園芸学研究室が主催する「食べる側と生産する側から見たアスパラガス」をテーマとした「アスパラガス採りっきり栽培 明治大学フィールドデー2024春」に参加された。さらに情報交換会にも参加してくださり、野菜園芸学研究室の学生たちのほか、野菜園芸学研究室の共同研究先である企業様や地方自治体、JAの皆さんなどとも国際交流(情報交換)を行った。

赤峰学院農学院の趙雪梅教授(農学部長)らは、野菜園芸学研究室が生田キャンパスで開催したフィールドデーに参加した