短期留学プログラム「タイで学ぶ！！食と私たちのサステナビリティ」を実施（国際連携事務室）

商業ビルの屋上を利用したファームでの一枚

明治大学国際連携本部は、2月11日から21日にかけて、短期留学プログラム「タイで学ぶ！！食と私たちのサステナビリティ」を実施した。本プログラムは、文部科学省から採択された「グローバルシナジー・プロジェクト」の一環として企画され、世界的な気候変動や人口増加などを背景に懸念されているグローバルな「食のサステナビリティ」に、一人ひとりが向き合い、学びを深めることを目的に開催。

プログラムには、明治大学、立教大学、法政大学、関西大学、シーナカリンウィロート大学（タイ）の5大学から24人の学生が参加した。

プログラムは、協定校のシーナカリンウィロート大学キャンパス内にある、明治大学アセアンセンターでの交流からスタート。参加した学生たちは、サステナビリティの実現に取り組む農学の研究者、国際NGO、JICAタイ事務所、国連開発計画（UNDP）、国連環境計画（UNEP）の関係者らと、それぞれの取り組みや課題について議論を交わした。

続いて、サステナブルな農業の実現に向け、さまざまな事業に取り組む現地の農家を訪問。学生たちは実際に農業を体験し、不要なものや廃棄物に新たな価値を与える「アップサイクル」などのプロセスについて学びを深めた。