農学部 農学科の生産システム学研究室（池田敬教授）は10月29日から11月1日にかけて、マレーシア・スルタンイドリス教育大学を訪問し、学部生・大学院生を含む10人が参加した。

池田研究室は、「積極的な海外の大学・研究機関との共同研究・学生交流」を研究テーマの一つに掲げており、その一環としてこれまで同大学とオンライン形式で学生主導のワークショップを10回実施している。こうしたつながりから、今回初めて現地の大学への訪問が実現した。現地では、キャンパス内の農場や近隣の植物園の見学、さらにマレーシアの伝統的なスポーツアクティビティなど、多彩な交流プログラムを実施。学生たちは和やかな雰囲気で交流を楽しんだ。

4日間の活動を通して、スルタンイドリス教育大学の学生約250人が参加し、学生同士の活発な国際交流が行われた。学生たちは今回の交流で現地学生から多くのことを学び、刺激的な時間を過ごした。

池田教授は、「今回の研修は、コロナ禍で海外へ行くことができなかった学生たちに異文化理解の重要性を認識してもらうきっかけになった。現地での交流は、学生たちにとって大いに刺激になったと信じている」と振り返った。

生産システム学研究室では、今後も継続的に海外研修を企画し、国際的な学びの場を広げていく。（農学部事務室）