
国際連携機構は、3月13日に米国ハーバード大学・コロンビア大学・ペンシルベニア大学など18大学から24人のアジア系大学生・大学院生を駿河台キャンパスで迎え入れ、4学部・大学院1研究科計19人の明大生と交流の機会を設けた。
これは、外務省が推進し、(一財)日本国際協力センター(JICE)がプログラムの企画・運営を担当する対日理解促進プログラム「カケハシ・プロジェクト」の一環として行われたもの。本プログラムは、米国でアジア太平洋系アメリカ人の社会参画を促している団体APAICSから推薦を受けた参加者が訪日し、人的交流や視察を通して日本の文化や社会について理解を深めることを目的としている。
仲谷ちはる特任講師が進行を務め、菊地端夫国際教育センター長による歓迎のあいさつ、来訪者代表のジョシュア・チュンさんのあいさつと進行。その後、グループに分かれて、大学周辺や秋葉原、神田・神保町エリアのフィールドワークが行われた。それぞれのグループで参加者の自己紹介とお互いの興味関心、行ってみたい場所などの相談が行われ、明大生がルートを決めて90分間で大学に戻るという形式で実施された。散策後は、「最も心に響いたこと」をテーマに、撮影した写真などを交えながらプレゼンテーションが行われ、米国学生らはグループで訪れたスポットについて、驚いたことや感動したことなどを発表した。
参加した学生からは「他チームの発表を聞いて、自分たちも散策したような疑似体験ができた」「英語での国際交流や新たな出会いを楽しむことができた」などの意見が寄せられた。明大生にとっても、異文化交流や英語を用いての共同作業など、貴重な一期一会の機会となった。
(国際連携機構特任講師 仲谷ちはる)