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2025.04.07

2025年度「明治大学入学式」を挙行――9377人が新たな「個」をみつけるため、「前へ」

明治大学は4月7日、2025年度入学式を日本武道館(東京都千代田区)で挙行した。満開の桜に出迎えられ、2025年度の新入生9377人(学部生8216人、大学院生1161人)が明大生としての第一歩を踏み出した。

今年度も日本武道館で入学式を挙行した

式典は学部・大学院別に2部制で行われ、いずれも上野正雄学長の告辞、柳谷孝理事長の祝辞、新入生代表による宣誓と進行した。

告辞で上野学長は、明治大学の建学の精神「権利自由、独立自治」に触れ「明治大学の仲間になるということは、失敗を恐れず挑戦するということ。挑戦せず失敗したことがない人は、他人の失敗にも不寛容になる。失敗を恐れず多くの挑戦をして、社会にイノベーションを起こす人材になってほしい」と激励した。(学長告辞の全文はこちらから

告辞を述べる上野学長

続く祝辞で柳谷理事長は、「一人一人が主体性と自らを律する力であるセルフガバナンスを強化し、本学において揺るぎない『個』を磨き、人間性豊かに成長を遂げられることを期待する」と語りかけた。(理事長祝辞の全文はこちらから

祝辞を述べる柳谷理事長

新入生代表による宣誓は、午前の部に農学部の古澤有羽さん、午後の部に経営学部の福島梨理香さんが登壇。古澤さんは「『前へ』の精神を忘れず、挑戦を続けることで、自分を超えていく力を育てていきたい」、福島さんは「明治大学でのたくさんの新しい出会いから、さまざまな価値観に触れ、対話を絶やさないようにしたい」と決意を述べた。

午前の部で宣誓を務めた農学部の古澤さん午前の部で宣誓を務めた農学部の古澤さん
午後の部で宣誓を務めた経営学部の福島さん午後の部で宣誓を務めた経営学部の福島さん

宣誓の後、先端数理科学インスティテュート(MIMS)の杉原厚吉研究特別教授による入学記念講演が行われた。錯視研究の作品がアートとしても評価される杉原教授は、「大学は自分で学びを見つけて歩いていく場所」として「知の世界を歩くための私の技法」をテーマに講演。「学問の探求は芸術活動」と表現し、「自分の声をよく聞き、自分で決断し、自分に制限を設けないこと。そして歩き始めたら、自分を信じて諦めないこと」と新入生にエールを送った。その後、校歌斉唱が行われ入学式は閉式した。

杉原教授による入学記念講演

続いて、新入生歓迎セレモニーが行われ、交響楽団、グリークラブ、混声合唱団による新入生歓迎演奏と、校友代表によるメッセージ映像が放映された。登場したのは、フィギュアスケーターの樋口新葉さん(2023年商学部卒業)、音楽家の宇崎竜童さん(1969年法学部卒業)、俳優・歌手の上白石萌音さん(2024年国際日本学部卒業)の3人。新入生への熱いメッセージに大きな拍手が送られ、セレモニーは終了となった。

明治大学から新入生へお祝いのメッセージ

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