明治大学は4月7日、日本武道館(東京都千代田区)で2026年度入学式を挙行した。2026年度の新入生8903人(学部生7687人、大学院生1216人)が明大生としての第一歩を踏み出した。

式典は学部・大学院別に午前、午後の2部制で行われ、いずれも上野正雄学長が告辞を述べ、柳谷孝理事長、山本早苗連合父母会長が祝辞を贈り、続いて新入生代表が宣誓を行った。
告辞で上野学長は、明治大学の建学の精神「権利自由、独立自治」に触れ「大学生活は、新しい知に出会う時間であると同時に、新しい人と出会い、まだ見ぬ自分、新しい自分と出会う時間でもある。対話を重ね、思索を深める中で、自らの言葉で世界を語り、未来を変えていく存在へと成長していってほしい」と新入生へ語りかけた。[学長告辞 全文]
告辞を述べる上野学長続く祝辞で柳谷理事長は、「これから始まる大学生活では世界で起きているさまざまな問題や課題に当事者意識を持ち、今後社会はどうあるべきか、その実現のために自分自身は何をすべきなのか能動的に考えを巡らせてほしい」と新入生を激励した。[理事長祝辞 全文]
祝辞を述べる柳谷理事長山本連合父母会長は、「明治大学での学びを通じて、多くの出会いと挑戦を経験し、それぞれの夢と可能性を大きく広げていかれることを心より願っている」と述べた。
祝辞を述べる山本連合父母会長新入生代表による宣誓は、午前の部に商学部の藤原泉美さん、午後の部に国際日本学部の假谷麻心さんが登壇。藤原さんは「学問に真摯に向き合い、どのような困難に直面しても決して諦めることなく、挑戦し続ける強い意志を持ち続けたい」、假谷さんは「多様な文化や考え方に触れながら、日本の持つ魅力と課題の双方を見据え、それらを自らの言葉で発信する力を身に付けていきたい」と新たな決意を述べた。
午前の部で宣誓を務めた商学部の藤原さん
午後の部で宣誓を務めた国際日本学部の假谷さん宣誓の後、文部科学省アントレプレナーシップ推進大使で株式会社日本政策金融公庫 広報部 部長の森本淳志氏(1993年政治経済学部卒業)による「『個』を強くし、時代を切り拓く力を持つために―アントレプレナーシップによる未来への挑戦―」をテーマとした入学記念講演が行われた。森本氏は、「自ら考え、行動する力を大切にしながら、大学生活では失敗を恐れず、何事にも進んで挑戦してほしい」と新入生へエールを送った。その後、校歌斉唱が行われ入学式は閉式した。
森本氏による入学記念講演続いて、新入生歓迎セレモニーが行われ、交響楽団、グリークラブ、混声合唱団による新入生歓迎演奏と、校友代表によるメッセージ映像が放映された。登場したのは、株式会社TEASair取締役・チアリーダーの土屋炎伽さん(2015年国際日本学部卒業)、株式会社yutori代表取締役社長の片石貴展さん(2016年商学部卒業)、フィギュアスケーターでミラノ・コルティナ冬季オリンピックではフィギュアスケート団体で銀メダル、男子シングルで銅メダルを獲得した佐藤駿選手(政治経済学部4年)の3人。新入生への温かなメッセージに大きな拍手が送られ、セレモニーは終了となった。
