JACET(Japan Association of College English Teachers:大学英語教育学会)は、英語教育及び関連分野の理論と実践に関する研究を行い、英語教育の改善と進歩、発展に寄与することを目的とした学会で、王さんの研究発表である”Vocabulary Acquisition from Elementary School to Senior High School in Japan and Taiwan” が今回の国際大会で高く評価されました。
本研究論文では、新学習指導要領の改訂に伴い、語彙学習における小中高の一貫性を踏まえつつ、日本及び台湾の英語検定教科書語彙の国際比較を行い、語彙数、頻度や難易度等について分析して提言を行っています。
JACETは、会員約2500名を有し、英語教育の分野では最も権威がある学会であり、そこでの今回の王さんの受賞は大変な快挙と言えます。
受賞した王さんは、「国際日本学研究科に留学して研究生活に挑戦する日々が続く中、本受賞は非常に大きなモチベーションとなりました。論文執筆の際に先生方からアドバイスをいただき、心より感謝申し上げます。今後も英語教育のさらなる発展に貢献できるよう、より一層精進していきたいと思っています。」と今後の抱負を語りました。
王さんは、2017年の第17回小学校英語教育学会(JES) 全国大会においても、研究論文である「台湾の小・中学校の英語教科書分析—学習ストラテジーの視点から— Learning Strategies in Elementary and Junior High School English Textbooks in Taiwan」が最優秀論文賞である学会賞を受賞しており、今後の活躍がさらに期待されます。
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