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2025.12.01

「味をデザインする」新感覚お菓子『21美ーバー』ワークショップ|総合数理学部・宮下研究室

総合数理学部・宮下芳明研究室は、12月13日、駿河台キャンパス アカデミーコモンにて、北陸製菓株式会社および金沢21世紀美術館と共同開発した体験型お菓子「21美ーバー」の完成記念ワークショップを開催します。

本ワークショップでは宮下教授の進行のもと、調味料開発を手がける株式会社ヤマホの堀井裕子氏をゲストに迎え、開発秘話や味づくり体験を通して「味の創造」について考えます。

※ワークショップの参加費は2100円です(「21美ーバー」代として。ワークショップ後にお持ち帰りいただけます)。

21美ーバーとは?

「21美ーバー」は、食べる人自身が「味をデザインする」という新しい体験を提供する、“アート×サイエンス×フード”の融合から生まれた実験的お菓子です。ビーバー本体に、甘味・酸味・旨味などの味覚パウダーと、香りや風味を変化させるフレーバーパウダーがセットになっており、組み合わせ次第で食べるたびに異なる味を楽しめます。

本商品は、 イグ・ノーベル賞(栄養学)を受賞したことでも知られる宮下芳明教授が監修しました。宮下研究室は、味や香りをデジタルで再現するシステムを数多く開発し、未来の食のあり方を提案してきました。そのビジョンを本商品に導入し、味や香りパウダーの選定や調合プロセスの検証を行い、自分だけの味をデザインする楽しさを実現しました。

宮下芳明教授のコメント

明治大学の宮下研究室は、味や香りをデジタルに再現・制御する「味覚メディア」の研究開発を行っています。今回のお菓子では、その研究をより身近に感じてもらえるよう、「自分で味や香りをデザインする体験」をかたちにしました。

食べものの味覚や嗅覚は、人によって感じ方も好みも違います。だからこそ、味や香りを調合しながら「自分はどんな味が好きか」を探っていく時間そのものが楽しいのです。21世紀の食は、きっと一人一人が自分の味をデザインする時代になるでしょう。このお菓子を通して、その“未来の味”の入り口を楽しんでいただけたらうれしいです。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

開催キャンパス等 駿河台  (会場:アカデミーコモン2階A1・A2会議室)
期間 2025/12/13
時間補足 10:00~12:00
対象 一般 学生
事前申込 あり
参加費用 有料
主催・共催 主催 : 総合数理学部 宮下芳明研究室
共催 : 北陸製菓株式会社
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