『TRINITY from the shadows』カバー明治大学先端数理科学インスティテュート(MIMS)の杉原厚吉研究特別教授による立体錯視作品の写真が、ロックバンド・BLANKEY JET CITYの新編成コンピレーションアルバム『TRINITY from the shadows』のCD盤とレコード盤のカバーに採用された。同アルバムは6月24日、ユニバーサル ミュージックから発売された。
同作品は、英国の科学者ライオネル・ペンローズとロジャー・ペンローズが示した不可能図形「ペンローズ三角形」を、曲面を用いたトリックにより立体化したもの。実在する立体でありながら、一方向から見ると現実にはあり得ない形として認識される。
杉原研究特別教授は、数学的手法で錯視の仕組みを解析し、現実にはあり得ない形を脳が認識してしまう立体錯視作品を制作している。作品は、二科美術展覧会彫刻部で第106回(2022年)から第109回(2025年)まで4年連続で入選するなど、芸術作品としても評価されている。
杉原研究特別教授のコメント
立体錯視は、目の前に実在する立体を、人間の脳があり得ない形として認識してしまう現象。平面のだまし絵では作者があり得ない形を表現するのに対して、立体錯視作品では、あり得ない形を認識しているのは鑑賞者の方であり、単に絵画を延長した表現ではない。新しい芸術表現になり得るという視点から、錯視アートの創作にも力を入れている。
杉原研究特別教授

