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社会連携
2024.11.15

鳥取県鳥取市・福井県鯖江市・長崎県との連携プログラム成果発表会

社会連携機構(機構長=黒澤睦副学長)は11月6日、駿河台キャンパス・アカデミーコモンで、2024年度学生派遣プログラムの成果発表会を開催した。

今年度は、鳥取県鳥取市・福井県鯖江市・長崎県とのプログラムが実施された。プログラムは、各地域の課題解決を目的に、参加学生らが大学での事前学習、夏季休業期間中に現地での5日間程の実地調査を経て、この成果発表会で提言を行うというもの。発表会は教室を会場として、参加学生からグループ発表が行われ、各地域の関係者もZoomを用いてオンラインで参加した。

鳥取市とのプログラムでは、鳥取市企画推進部政策企画課長の上田貴洋氏のあいさつに続いて、学生2グループ8人から発表が行われた。「若者が魅力的だと感じる地域づくり」をテーマに、各グループからは地域振興ツアーや空き家を活用した新たな交流空間づくり、映像ツアーなどの提案が行われた。その後、校友で株式会社週末住人の深沢あゆみ氏らとの意見交換が行われ、閉会となった。

鳥取市の関係者と鳥取市のプログラム参加学生ら鳥取市の関係者と鳥取市のプログラム参加学生ら

鯖江市とのプログラムでは、鯖江市長の佐々木勝久氏のあいさつに続いて、学生2グループ8人から発表が行われた。「北陸新幹線の福井県内開業するも駅のない市の考察(新幹線スルーのまち)」をテーマに、各グループからは健康のまち鯖江市ならではのマラソンとグルメのコラボレーションや外国人向けサイクリング、同市と本学との更なる連携強化案などの発表が行われた。その後、鯖江駅前商店会会長の久保田裕之氏らとの意見交換が行われ、閉会となった。

鯖江市長と鯖江市のプログラム参加学生ら鯖江市長と鯖江市のプログラム参加学生ら

長崎県とのプログラムでは、体育会端艇部より選抜された学生5人から発表が行われた。「本明川水上競技場の利活用による『スポーツのまち 諫早』の知名度向上と交流拡大」がテーマとなり、本明川の分析から冬季合宿に特化した街づくりや同市を中心とした新たな水上スポーツ普及などのアイデアが発表された。さらに、校友でリバティアカデミー講師でもあるアナウンサーの前田真里氏や、長崎県ローイング協会強化部長の北野雄一氏らとの意見交換が行われ、閉会となった。

長崎県のプログラム参加学生ら(体育会端艇部)長崎県のプログラム参加学生ら(体育会端艇部)

社会連携機構長の黒澤睦副学長による講評では「地域活性化には、その地域にしかない財産、特色を最大限に生かしていくことが重要である。今後もぜひ交流地域を訪れてほしい」と締めくくられた。

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