
明治大学博物館は11月8日、駿河台キャンパス・グローバルフロント1階グローバルホールにて、博物館漫画家・鷹取ゆう氏(『ただいま収蔵品整理中!学芸員さんの細かすぎる日常』(河出書房新社)など著書多数)の講演会「博物館を楽しみ、働き、描くこと」を開催した。
本講演会は、一般財団法人 出版文化産業振興財団(JPIC)による秋の読書推進月間キャンペーン「BOOK MEETS NEXT」の一環として、博物館学生広報アンバサダーが企画・実施したもの。「本との新しい出会い、はじまる。」がキャンペーンのスローガンであることから「本×博物館」の着想を得て、博物館の裏側を描いた漫画を執筆する鷹取氏に講演を依頼。オンラインでの打ち合わせを重ね、当日を迎えた。
会場には、学芸員養成課程を履修する本学学生や鷹取氏のファンをはじめ、60人を超える聴衆が集まった。鷹取氏は博物館勤務の経験を基に、博物館の裏側を描いた本を執筆したきっかけやミュージアムの楽しみ方、学芸員を目指す学生が意識すべきことなどを伝え、テンポ良くユーモラスな内容で参加者の笑いを誘った。
また、講演終了後は、このイベントに合わせて夜間開館していた明治大学博物館にて、講演内容を振り返りながら参加者それぞれが展示を楽しんだ。
明治大学博物館学生広報アンバサダーは、明治大学博物館をはじめ、広くミュージアムの魅力を伝えるべく、今後も活動を継続していく。

