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2024.12.17

茨城大学 伊藤ゼミと合同で福島県楢葉町「ならは学園祭」を開催|政治経済学部・奥山ゼミ

政治経済学部
イベント運営に携わったゼミ生ら

政治経済学部・奥山雅之ゼミナールは12月1日、福島県楢葉町において、茨城大学の伊藤哲司ゼミナールと合同で、住民と学生との交流イベント「ならは学園祭」を開催した。

これは、楢葉町の復興と新たなまちづくりに取り組む(一社)ならはみらいと連携して実現したもの。地域と移住者の交流促進を目的として、2023年に保育所を改修して設置された楢葉町地域活動拠点施設(愛称:まざらっせ)を会場に、これまで楢葉町で研究活動を行ってきた両大学のゼミ生らが、さまざまな企画を用意した。

昨年に続き2回目の今回は、震災前から地域に居住している方、震災後に移住してきた方など、約60人が参加。明治大学・奥山ゼミは、地域の子どもたちを対象とした、まちづくりに関する絵本の読み聞かせや、大学を知ってもらうためのクイズ大会、楢葉町の特産物であるサツマイモを使った料理の提供などを行った。また、茨城大学・伊藤ゼミは、参加者がナラティブ(語り)を自ら発信して交流する「ナラティブ交流会」などを行った。イベントは明治大学生と茨城大学生が相互に協力しながら運営され、大学生間の深い絆も生まれた。

地元住民の方、移住者の方、茨城大学生、そして明治大学生が交流し、まさに地域活動拠点施設「まざらっせ」の趣旨に合致した活動となった。住民の方からは「楽しかった。いろいろな住民の方や学生の皆さんと交流できるのがうれしかった」「これからも継続して活動してほしい」といった声が聞かれた。

今回の活動は、ゼミ生らが地域の課題解決に主体的に取り組む貴重な機会となった。奥山ゼミでは、今後も地域と連携した実践的な学びを通じて、ゼミ生らの成長を支援していく。

イベントの様子