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2024.12.25

川崎市との協働イベント「川崎まちたんけんワークショップ」を開催(理工学部)

理工学部
企画・運営に携わった学生ら

11月30日(土)、神奈川県川崎市の市制100周年記念事業のイベント企画「川崎まちたんけんワークショップ」が開催され、同市内在住の小学生14人とその保護者らが参加した。

このイベントは、本学理工学部建築学科の学生有志グループ「MUAC(ミュアック)」が、小学生に建築への興味・関心を持ってもらうことを目的に、同市と協力して企画・実施したもの。

参加者はまず、川崎市役所本庁舎と川崎駅周辺の、コース内に設定された対象物を見つけるというミッションをクリアすべく、4つのグループに分かれ、学生による案内の下、1時間半ほど街を歩いた。

参加した小学生とMUACの学生が街歩きをする様子

続いて、会場を市役所の構内に移し、街歩きを通じて発見した「新たな街の魅力」を地図に表現する、オリジナルマップ作りを行った。参加者は、学生と共に歩いたことで得た気づきや、達成したミッションの内容を盛り込むなど工夫を凝らし、グループごとに一つの大きな地図にまとめ上げた。そして、完成したオリジナルマップにそれぞれタイトルを付け、発表を行った。

オリジナルマップを制作している様子

最後に、学生が「実際に歩くことで発見できる街の魅力がある」と参加した子どもたちへ語りかけ、MUACがこのイベントとは別に実施していた「川崎まちさんぽスタンプラリー(12月8日に終了)」への参加も呼びかけて、イベントが締めくくられた。

参加した保護者からは「学生さんが優しく接してくれたので、すぐに打ち解けることができ、とても楽しそうに取り組んでいた」「親子で楽しめた。このようなイベントをどんどんやってほしい」といった声が寄せられた。(理工学部事務室)

オリジナルマップの発表をしている様子

MUAC代表・藤巻胡桃さん(理工学部建築学科4年)のコメント

参加した小学生たちは互いに初対面でしたが、すぐに心を開いてワークショップを楽しんでくれていたようでした。何より、私たちが設定したミッションを想像以上のスピードでクリアしていき、子どもたちの熱意と視野の広さに驚きました。未来を担う小学生たちに建築や公共施設の魅力を伝えたいという思いから、これまで川崎市と協力してスタンプラリーや一連のワークショップを実施してきました。これらのイベントへの参加をきっかけに、将来、建築を学びたいと志すお子さんが少しでも増えてくれたらうれしいです。