
明治大学博物館では開館から20年を迎えたことを機に、2023年度から常設展示のリニューアルを順次進めており、このたび3月26日に考古部門の新展示がオープンした。
近年の研究動向を踏まえて解説パネルを刷新したほか、明治大学博物館オンラインミュージアムの3D画像など詳細情報にアクセス可能な二次元コードを各所に設置。さらに、SDGsならびにバリアフリーの観点から、目の不自由な方や児童など幅広い層を念頭に、石器や土偶の立体模型を使った、明治大学博物館で初めての「触る」展示を設けた。また、手持ちのスマートフォンで二次元コードを読み込むと展示している実物の銅鐸の音が再生される「聴く」展示も加わるなど、さまざまな学びの形を提供している。 (博物館事務室)
※記事中の役職や学年などは、原則として取材時や2025年3月時点のものです