
社会連携機構は、公認学生団体「明大町づくり道場」の2025年度キックオフミーティングを6月21日、駿河台キャンパス・リバティタワーで開催した。音楽家・宇崎竜童氏(1969年法学部卒)の主導で2010年に発足した同団体は、「音楽を通じた千代田区の町おこし」をコンセプトに活動しており、今年で16年目となる。千代田区内で行われるさまざまな催しに参加し、学生(道場生)が地域の人々との交流・連携を深めながら、地域活性化に向けた実践的な活動に取り組んでいる。
このキックオフミーティングは、宇崎氏ならびに活動の受け入れ先となる区内各団体との顔合わせとともに、道場生が活動の抱負を語る場として、毎年開催されているもの。本学からは、黒澤睦副学長(社会連携担当)、地域連携推進センター副センター長の宮脇梨奈文学部准教授ら関係者が出席した。
開会あいさつに立った宇崎氏は「人の下地を作ることに最適な場所、それが町づくり道場だ。卒業後の自分をイメージし、そのイメージに近づけるように努力し続けてほしい」と道場生に対して激励の言葉を送った。これを受けて、学生代表を務める袴田心優さん(情報コミュニケーション学部3年)は「今年度は学生からアイデアを出し新しい風を吹かせ、主体的な活動をする明大町づくり道場にしていきたい」と意気込みを述べた。
今年度の明大町づくり道場は、11月30日にアカデミーホールで開催される「お茶の水文化祭」の他、区内で行われる「おちゃのおとライブ」「神田カレーグランプリ」「神田スポーツ祭り」「お茶の水アートピクニック」などに携わる予定となっている。
(社会連携事務室)