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2025.10.01

「夏休み子ども古墳教室」「子どもれきしアカデミー」を開催│博物館

駿河台キャンパス・アカデミーコモンの明治大学博物館にて、昨年に引き続き「夏休み子ども古墳教室」「子どもれきしアカデミー」が開催された。

夏休み子ども古墳教室

ずらりと並ぶ埴輪の破片を前に、接合作業に挑戦

博物館は7月30日、毎年恒例の古墳教室を開催した。今年は午前中に小学生対象の回を、午後には初めての試みとして中学・高校生対象の回を実施。参加定員は前年の倍としたが小学生対象の回は早々に埋まり、関心の高さがうかがえた。

当日は地震による津波発生の影響があったものの、小学生13人、中学生7人、高校生3人、保護者16人、計39人が参加。今年の企画は古墳から出土した埴輪(はにわ)の破片をくっつける「接合」作業の体験で、学芸員のレクチャーの下、参加者は実物に触れながら接合の難しさと成功の喜びを実感していた。(博物館事務室)

子どもれきしアカデミー

学生アンバサダーと一緒に工作に取り組む小学生

千代田区内の小中学生を対象として、8月8日に博物館学生広報アンバサダーが開催した。この企画は、千代田区内の大学と千代田区の連携協力に関する基本協定に基づき、区の掲示板と公式LINEを通じて周知され、紙粘土で埴輪を工作する「自分だけのはにわをつくろう!」と、「黒曜石を割ってみよう!」(協力:本学黒耀石研究センター)が実施された。参加者からは創作活動や博物館ならではの学びを通じて、展示物や歴史に興味・関心を持ったとの声が寄せられた。(博物館学生広報アンバサダー・長屋佳奈〈文学部2年〉)