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2026.01.22

講演会「川崎ワイン誕生物語」を開催|黒川農場

農学部

2025年12月15日、明治大学黒川農場にて、講演会「川崎ワイン誕生物語」が開催された。

川崎ワインは、明治大学、和光大学、相模女子大学の学生らが中心となり制作したもの。川崎市で栽培したブドウと酵母を原料に、同市のワイナリーで「栽培・管理・収穫・醸造」を行い、学生らがビン詰めやラベルのデザインまで手掛けている。

ブドウを収穫する学生ら

講演会では、農業生産法人株式会社カルナエスト代表取締役の山田貢氏、一般社団法人OIV登録品種協議会代表理事の松尾英理子氏、明治大学かわさきワインプロジェクト代表の井上摘生氏と小林瑞季氏(共に農学部4年)が登壇した。

講演会の第一部では、山田氏と松尾氏が地域農業の六次産業化を目指すワインプロジェクトについて紹介。山田氏は川崎ワイン誕生の経緯を振り返り、「今後も若い世代のビジネスモデルとなるよう、地域農業を核とした雇用の創出と学びの場を提供していきたい」と語った。また、松尾氏は「都市×農×学生」という川崎ワインの特徴に触れ、「この規模だからこそ、未来を考えるモデルケースになり得る」とプロジェクトが持つ可能性を示した。

第二部では、小林氏がかわさきワインプロジェクト設立の理念とこれまでの成果について報告。続いて井上氏が、学生たちが丹精を込めて取り組んできたブドウの栽培や醸造、生産の様子を紹介した。講演後には、松尾氏の司会進行のもと、プロジェクトメンバーによる活発な質疑応答が行われ、講演会は盛況のうちに終了した。

講演会での質疑応答の様子

本プロジェクトは、地元ワイナリーの醸造技術と学生の自由な発想を生かした取り組みであり、これまでに川崎市政100周年記念ワインの贈呈や神奈川県知事への表敬訪問など、さまざまな場面でワインが活用されてきた。今後は、2026年の「明治大学農学部創設80周年記念ワイン」の贈呈に向けた活動を予定している。(農学部事務室)