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社会連携
2024.04.11

本学創立者出身地で連携事業を実施|地域連携推進センター

山形県天童市との連携事業「てんどう農業シンポジウム」

天童市内農業後継者、新規就農者、女性農業者および認定農業者等の能力・資質向上を図り、農業振興に資することを目的としたシンポジウムが3月17日に実施された。

本学からは、竹本田持農学部教授が登壇。第1部では「持続的な農業・農村づくりを目指して」をテーマとした講演を行った。続く第2部のパネルディスカッションではコーディネーターとして参加し、市内の認定農業者等と活発な議論を繰り広げた。

本学創立者の1人、宮城浩蔵先生の出身地である天童市と本学は、2010年12月に連携協定を締結。今後もさまざまな取り組みを通じ、市民との交流を促進していく。

登壇した竹本教授(写真=天童市)

福井県鯖江市との連携事業「市民活躍講座」

鯖江市民への学習機会提供を通じ、豊かな地域の未来の創造、時代に調和する人材の育成を目的に、「ジェンダーとウェルビーイングについて考える」をテーマとした講座を3月8日(国際女性デー)に合わせて開催。源由理子公共政策大学院ガバナンス研究科教授が講師を務めた。

源教授は、まずなぜジェンダー平等が必要なのかを説明した上で、日本のジェンダーギャップの現状について紹介。その後、ギャップ改善に向けて実際の地域社会で、市民がどのような行動を起こせるのか具体例を踏まえて解説した。また、講座実施前には、鯖江市内で女性活躍に向けた取り組みを積極的に行う企業の経営者たちが集まる「さばえ38組」とのディスカッションも実施され、活発な意見交換がされた。

本学創立者の一人矢代操先生の出身地である鯖江市と本学は、2011年11月に連携協定を締結。天童市と同様、今後も市民との交流促進を図る。(社会連携事務室)

鯖江市民らと源教授(前列中央)(写真=鯖江市)

記事中の役職や学年などは、原則として取材時や2024年3月時点のものです