
2024年6月24日、政治経済学部奥山雅之ゼミナール(荒川七海さん、古森万結さん、秋山友紀奈さん、谷内塁さん、いずれも3年生)は、福井県南越前町を訪問し、今年度の取り組みとして、食と体験、移動をセットにした日帰りツアーと、関東圏に在住する南越前町出身者を中心とした同郷会の開催を提案した。
この取り組みは、南越前町と明治大学奥山雅之ゼミナールが締結した包括連携協定に基づき、南越前町の「みらい創造活動推進事業」の支援を受けて奥山ゼミが実施するもの。
日帰りツアーは、今年3月に北陸新幹線が敦賀まで開通したのを機に、新幹線で福井県を訪れた観光客の空き時間に、南越前町へのショートトリップを提示し、町を楽しんでもらおうというもの。海・山・里だけでなく歴史ある街並みも楽しめ、梅やつるし柿、花はすなどの特産品もある南越前町の四季折々の魅力を詰め込む予定。
同郷会は、出身者同士のコミュニティー形成はもちろん、出身者の心のよりどころやアイデンティティーの形成としても効果がある。また、故郷に定期的に思いをはせることで、遠隔地からでも故郷の取り組みに参画するとともに、将来的にUターンを促進させる効果もあり、地域創生の取り組みとして注目されている。
今後も、南越前町の支援を受けながら、同町の活性化に向けて活動していく。