理工学部の数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)「SST-MDASH」が、文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(応用基礎レベル)」に2024年8月27日付で採択された。
SST-MDASHは、理工学部の多様な学科(※)の専門性を生かしながら、ビッグデータの解析や人工知能の応用を通じて、複雑化する現代社会の課題解決に寄与する技術者や研究者の育成を目的としたもので、2023年度に開始した。
本プログラムは、「基礎科目群」「実践科目群」「応用・発展科目群」の3つの科目群で構成され、学生が段階的に数理・データサイエンス・AIの知識とスキルを習得できるよう設計されている。
これにより、数理・データサイエンス・AIが専門分野外の学科の学生であっても、データサイエンティストや機械学習エンジニアによるアウトプットを適切に解釈し、自らの専門領域での課題解決に活用する能力を養うことができる。
理工学部は、本プログラムを通じ科学技術教育とデータサイエンス教育を統合することで、幅広い視野と実践的な能力を持つ人材の輩出を目指す。
※ 理工学部の多様な学科編成 理工学部は、自然科学と数理を探究する「理学系学科」と、自然科学を応用して人々の役に立つ技術を創成する「工学系学科」から構成されており、いずれの分野においても、論理的な思考により未知の問題に柔軟に立ち向かえる理系人材を育てることを目標としている。専門分野ごとに、電気電子生命学科、機械工学科、機械情報工学科、建築学科、応用化学科、情報科学科、数学科、物理学科の8つの学科を設置し、学生が大学で学びたい内容や、将来どのように社会に貢献したいかといった多様な希望に応えられるよう、幅広い選択肢を提供している。