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受験体験記
2025.05.09

科目を「好き」になれば、受験勉強は変わる|理工学部・山田隆登さん

理工学部受験全学部統一入試
受験体験を紹介してくれた方山田隆登さん(理工学部2年)

プロフィール写真

神奈川県出身で、現在は大学の近くで一人暮らしをしています。高校時代は卓球部に所属し、大学ではオープンキャンパスを運営する学生団体「学生プロジェクト」と明治大学「ジャグリングサークルDietz」に所属しています。アルバイトは塾講師をしています。

出身高校 神奈川県立横須賀高等学校卒業
入試制度 全学部統一入学試験で合格 高校3年生の9月ごろに受験を決意!
受験科目 数学・物理・化学・英語
得意科目 物理
苦手科目 英語

私が明治大学を目指した理由

経済的な面での負担を軽減したいと考え、奨学金制度が充実している明治大学に注目しました。明治大学について調べていく中で、就職活動のサポートが手厚いことや、学生が3Dプリンターを使用できる工房が理工学部にあることを知り、それらの点に魅力を感じました。そして何より、学業に集中できる環境が整っており、サークル活動も充実しているため、自分が思い描く「学生」になれると感じた点が、私が明治大学を志望した一番の理由です。

私が理工学部を受験した理由

まず、自分が「何をしている時に幸せで、ワクワクするのか」を考えてみると、工作やロボット、そしてテクノロジーによる未来の発展を考えている時だと感じました。また、「将来のために一つ誇れる技術を身に付けたい」という思いがありました。そのため、ロボットを作ったり、設計したり、さらには動かせるようになったりとさまざまな知識を学ぶことができる理工学部機械工学科を選びました。

受験を迎えるまで

高校2年生

私の高校では学校行事が盛んだったため、文化祭や部活動に励み、高校生活を楽しんでいました。そのため、高校2年生の途中までは受験に対する意識はあまり大きくありませんでした。しかし、高校3年生までに習得したい内容や知識は事前に決めて勉強していました。

高校3年生の1学期

数学をいち早く習得するために、『青チャート数学Ⅲ』(数研出版)とスタディサプリを使用して、学習していました。また、スタディサプリの英文法を毎日進めていました。

数学と英語をこのように進める中で、学習しきれていなかった理科(物理と化学)の勉強を始めました。最初は化学を中心に勉強し始め、スタディサプリを使用して勉強を進めました。スタディサプリの化学は演習量が多くはなかったので、演習に関しては、『セミナー化学基礎+化学』(第一学習社)の参考書を使用していました。

高校3年生の夏休み

計算に時間がかかることなどが悩みだったため、『合格(うか)る計算』(シグマベスト)という数学の参考書に取り組みました。化学は『セミナー化学基礎+化学』(第一学習社)、物理は『セミナー物理基礎+物理』(第一学習社)で全ての単元を終わらせました。

また、数日だけ大学入学共通テストを勉強する日を設け、「社会を勉強する日」「漢文を勉強する日」というように科目ごとに勉強するようにしていました。その際も、必ず英語には触れていました。

入試直前

夏休み以降は、基本的に数学と英語を毎日少しずつ取り組み、模試で明らかになった苦手な単元を克服していくようにしていました。そして、当初の予定よりは遅れてしまいましたが、10月から第一志望校以外の過去問を解き始めました。そこで基礎を固めながら、簡単な問題で解けていない問題を洗い出し、今まで学習してきた参考書やスタディサプリで確認していました。大学入学共通テスト以降は、「第一志望校の過去問を解きながら、今までの振り返りをする」という流れを繰り返しました。

おすすめの勉強方法

私は塾や予備校に通わずに、スタディサプリと参考書の勉強で、受験に臨みました。能動的な学習が多かったため、成績が伸びたと思っています。ですが、カリキュラムなどがない分、意識的に「復習」をする必要がありました。そのため、私はルーズリーフやスマートフォンのメモ機能などに、理解に苦しんだ箇所をまとめ、隙間時間や模試の前に確認できるようにしていました。

理解できていなかったところを復習しやすいように、ルーズリーフにまとめていました理解できていなかったところを復習しやすいように、ルーズリーフにまとめていました

おすすめの教材・グッズ

【教材】『セミナー化学基礎+化学』(第一学習社)、『セミナー物理基礎+物理』(第一学習社)
【グッズ】スマートフォン

苦手科目の対策方法は?

受験勉強を早めに始めた高校生は、まず「科目を好きになること」から始めるのが良いと思います。私は英語が「苦手」ですが、「嫌い」ではありません。英会話をしてみたり、留学生と話したり、さらにYouTubeを活用してみたり、など「好き」になろうとしてみると、勉強することが苦痛ではなくなると思います。受験は長いので、メンタルを維持することはとても大変ですが、大切です。嫌いな科目がないだけで、心が楽になると思います。結果的に私はこれらのおかげで、リスニングは得意になりました。(笑)

受験勉強を頑張って良かった、明治大学に入学して良かったと思ったことは?

私は受験で能動的に学んでいたおかげで、今のところ大学の内容も理解につまずくことなく、楽しく学ぶことができています。また、私は学生プロジェクトと明治大学「ジャグリングサークルDietz」に所属していますが、どちらの活動も本当に楽しく充実しています。明治大学「ジャグリングサークルDietz」は、明大祭と生明祭で計5個のステージに出させていただきました。一緒に練習できる仲間と出会えて幸せなのが、明治大学に入学して良かったことです。

明治大学「ジャグリングサークルDietz」として明大祭でパフォーマンスをしました明治大学「ジャグリングサークルDietz」として明大祭でパフォーマンスをしました

明治大学を目指す高校生・受験生にメッセージ

特に理系の人は、大学に入学すると、忙しくて自由に好きなことをする時間が少ないと聞いている人も多いかもしれません。しかし、テスト期間など特定の時期を除けば、真面目に勉強をし、サークル活動に励み、アルバイトを楽しむ、と時間に余裕がある人が多いです。ぜひ、それらを楽しみに勉強を頑張ってください。

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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