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ガクブ探訪
2018.09.03

【理工学部】「機械情報工学実験」で、未来の工学者として必要な基礎知識を身に付ける

各学部の特色あるや取り組みを紹介するコーナー「ガクブ探訪」。今回は、学部の山橋さんが、「機械情報工学実験」を紹介してくれます!
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歯車の製作の様子
「機械情報工学実験」を紹介してくれた方山橋悠希さん(理工学部3年)

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機械情報工学実験

この授業の魅力を教えてください。

機械情報工学実験は、理工学部3年生の必修科目です。この授業を受けて魅力に感じたことは、主に3点に集約されます。1点目は、さまざまな実験を経験することで、未来の工学者として必要な基礎知識が身に付くこと。2点目は、これまでに学習してきたことがどのような場面で活用されているのか、具体的に目に見える形で接することができること。3点目は、工作工場で旋盤などの工作機械を自分で動かし、機械部品を創り出すことで、これは私にとって最も楽しかったことです。

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機械力学実験(強制振動)

受講して良かったと思うことはありますか?

この授業では、これまでに見たことがなかった実験器具や機械部品の製造工程に数多く触れることができるので、座学では経験できない新鮮な気持ちで楽しく実験に取り組むことができます。実験は班ごとに行われ、実験作業やレポートの作成では、話したことがなかった人たちとも協力しながら進めることが必要になります。そのため、互いに仲が良くなり、交友関係が広がりました。

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お茶の統計学実験(官能検査の様子)

また、実験の後には毎回レポートを作成するので、科学者・工学者として研究をする上で必要な、論作成力の基礎が身に付き、実験の回数を重ねるごとにレポート作成の技術が向上しました。各研究室で実験する機会が多いので、自分が所属する学科の研究室で、おのおのどのような研究をしているのか学べる良い機会にもなりました。

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ホワイトボードで数値をまとめている様子

授業で学んだことを、今後どのように生かしていきたいですか?

この授業は、実験自体は楽しいものが多かったですが、レポートの作成は想像した以上に大変でした。例えば、実験結果が想定と違った場合どのように考察すれば良いか、与えられた課題に対する答えはどのように調べれば良いかなど、その場になって課題や結果、考察内容を改めて見直したり整理する必要が生じ、最初はそこに戸惑いもありました。しかし、自分の努力や周りの人のサポートによって乗り越える苦労を経てレポートを仕上げたからこそ、知識は私の中に定着したのだと考えています。そして、周りの人たちと協力して目の前の課題に取り組み、解決していくことの大切さを改めて学びました。これは実験や授業だけにとどまらず、将来、社会生活を送る上でも重要なことだと思います。何か問題にぶつかったとき、一人で悩まず、周りに相談し、解決していくというスタンスを学ぶことができたと思います。

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歯車の製作(旋盤の様子)
※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
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