
明大生が、所属するゼミ・研究室を紹介する「ようこそ研究室へ」。今回は政治経済学部の菅野さんと軽部さんが、加藤言人ゼミナールを紹介してくれます!

ゼミ概要紹介
加藤ゼミ(政治過程論)では、全世界の政治の現状について、客観的な理解を深めるための科学的手法を学んでいます。
例えば、「教育レベルの高い人ほど投票率も高いのか」という問いに対して、「そうだろう」という自分の意見を持つことは簡単です。しかし、その意見は裏付けがなければ、事実とは異なる「思い込み」になってしまう可能性があります。このような政治に関する問いに対して、直感や感情に頼らず、論理的な思考とデータの統計分析を用いて、事実に基づく答えを読み解く力を身に付けます。
4年次の活動の様子。先生やゼミ生と議論を交わし、研究を組み上げていきます加藤ゼミではこんなことを学んでいます!
一貫して取り組むことは、データの統計分析を用いた研究の実践です。3年次は、統計ソフト「R」(※)を使った基礎的な分析方法を学ぶほか、選挙や政策など、ゼミ生の関心に応じたテーマで過去の研究に触れ、これらを基にしたウェブ調査実験をデザインすることにグループで挑戦します。
4年次は、発表を通して先生にフィードバックをいただきながら、おのおのが卒業論文を執筆します。ゼロからデータや分析コードを作ることは大変ですが、結果が出た際には大きな達成感を得ることができます。
※ 統計ソフト「R」:統計解析やデータ可視化に特化した、無料で利用できるオープンソースのソフト
3年次の活動の様子。「R」の導入から先生が丁寧に教えてくださいますアピールポイント
統計分析の技術よりも、「仮説」を立てる思考を重視しますが、先生の手厚いサポートがあるため、安心して取り組むことができます。3年次の英語文献輪読は、単なる学びだけで終わらず、そこで得た知見や分析手法を、卒業論文の仮説構築や調査票作成に直接生かすためのプロセスとなります。先行研究を「武器」としてストックし、自由なテーマで独自の分析に生かすことができます。
ゼミで人種問題のデータを扱った際、JICA移民資料館を訪問しましたゼミの雰囲気
風通しが良く、議論では自由な意見が飛び交います。ゼミ生は関心領域が多様なので、日常の雑談からもお互いに新しい知見を得られることが醍醐味です。オフでも、旅行や就職活動の相談をするなど仲が良く、優しいゼミ生ばかりです。
加藤先生は、海外経験豊富で論理的な方ですが、いつもニコニコとゼミ生に寄り添ってくださる温かいお人柄です。時には、お子さまを連れていらっしゃることもあり、「鋭い知性」と「アットホームさ」の心地よいギャップで、ゼミの空気を和ませてくださいます。
ゼミ合宿での一枚。研究発表で疲れた後は、BBQでエネルギー補給です先生の紹介
加藤言人先生
常にゼミ生の意見や興味関心を尊重しつつ、建設的にサポートしてくださいます。空き時間には海外旅行の相談に乗ってくださるなど、学識豊かでゼミ生思いの先生は、ゼミ生から大人気です。
3年次の集合写真私はこんな理由でゼミを選びました!
菅野さん ある分野において、人々に求められている政策と実在する政策の「ズレ」を感じており、世論研究を通じて「この感覚が私の思い込みであるか否かを明らかにしたい」と考えたためです。当初は、ゼミの研究テーマと自身の関心との間に隔たりを感じていましたが、先生から統計分析を通じたアプローチが可能であることを丁寧に説明していただいたことで不安がなくなり、入室を決めました。
軽部さん 当初は、経済学のゼミを志望していましたが、知識不足で断念しました。そこで改めて「政治学を学ぶ意義」を自問した際、明確な答えを持てない自分に気付きました。加藤ゼミなら、データ分析という客観的な「ものさし」を使ってその意義を解明し、経済も含めた社会全体を俯瞰することができると確信しました。「曖昧な政治現象を論理的に読み解く力を養いたい」と考え、志望しました。
加藤ゼミあれこれ
人数
21人(3年次:11人、4年次:10人)
OB・OGの主な進路
金融、IT、インフラ、エネルギー、製造、教育、公務員など、多岐にわたります。
(共に政治経済学部4年)
写真左から:軽部さん、加藤先生、菅野さん
私の研究テーマ
菅野さん:「原発から居住地までの距離と、原発再稼働に対する賛否の関係について」
軽部さん:「日本でのオンライン投票導入に対する世論」
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