
- 出身国:フランス
- 留学期間:2023年9月~2024年8月
日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。
幼い頃から日本に興味を持っており、2年前から参考書を使って日本語を勉強し始めました。しかし、言語を学ぶには、参考書に書いてある知識を理解することだけではなく、人間関係を作ったり、話し合ったり、他人と交流したりすることが大切だと考えたため、日本に留学することを決めました。
明治大学の好きなところについて
明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?
場所:駿河台キャンパスのカフェテリア
理由:友人と話したり、ゆっくり勉強したりできる場所だからです。
好きな授業を教えてください。
授業名:ウェルネス・スポーツB
担当教員名:森田ゆい先生
理由:私が最も気に入った授業です。なぜなら、この授業を通して着物の着付けを体験することができた上に、伝統的な日本舞踊を習うことができたからです。学期末には、希望者が他の学生の前で習った日本舞踊を披露する機会があり、すてきな思い出になりました。

授業名:身体コミュニケーションB
担当教員名:波照間永子先生
理由:この授業のおかげで、沖縄の伝統的な舞踊エイサーを学ぶことができました。エイサーは、小太鼓をたたきながら、音楽に合わせて踊ります。まず最初に、基本的な動きと振り付けを学びます。そして、慣れてきたら自分で振り付けを考えて踊ることができます。沖縄の伝統文化について理解を深めたい方に、お勧めの授業です。
日本で過ごした感想
日本に来て驚いたところは?
日本のトイレの機能の多様さに驚きました。フランスのトイレには、水を流す機能しかないからです。日本のトイレには、用を足す際の音を隠す擬音装置や、清潔に洗浄できる温水洗浄装置など、快適に使用できるさまざまな機能が付いているので、ハイレベルだと感じました。
自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?
楽しいところ
のんびりと散歩したり、おいしい料理を食べたりできるところです。フランスでは、現在インフレーションの影響で、どこで食べても値段が高いです。一方、日本のレストランでは、安価でおいしい料理を食べることができます。また、日本は自然が豊かなので、散歩がいつも楽しいです。

大変なところ
大変だと感じたのは、日本の気候です。私にとっては、ちょうど良く快適に過ごすことができる季節は秋と春の二つです。これに対して、日本の夏は本当に大変です。夜でも朝でも昼でもいつでも、蒸し暑過ぎて、木陰に座っても汗をかいてしまいます。夏の蒸し暑さが原因で、たまに駅で目まいを起こして倒れている方を見かけます。日本の夏は、熱中症に注意が必要です。
ジロン テルマ モードさんについて&メッセージ
将来の夢は何ですか?
将来の夢は、日本語の先生になることです。そのため、また日本に戻って、日本で仕事をしながら、日本語能力を向上させたいと考えています。
故郷の国の紹介や、自慢をしてください。
私の母国はフランスです。フランスと言えば、きっと食文化のことを思い浮かべる方が多いでしょう。例えば、パンオショコラやクロワッサン、ワイン、チーズ、ラタトゥイユなどの食です。唯一無二の香りがする料理が多いです。ただ、フランスの魅力は食文化だけではありません。美しい景色も有名です。私の出身地は自然豊かなところで、自然を眺めながら散歩ができます。心を落ち着かせるために、近所の川沿いを歩くこともできます。

留学生へのメッセージをお願いします。
皆さん、せっかく日本に来たからには、日本全国を飛び回ったり、たくさんの出会いを経験したりしてください。日本への留学は、日本語能力の向上に有益であるだけでなく、新しい友人を作る良いきっかけにもなります。日本のマナーを守りながら、日本での生活を楽しんでください。

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