
- 出身国:韓国
- 留学期間:2023年4月~2027年3月
日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。
日本に留学しようと思ったきっかけは、「もっと広い世界を知りたい」と思ったからです。私は韓国の田舎で生まれ育ち、その環境が自分の世界の全てだと感じていました。しかし、兵役に就いた際、さまざまな人との出会いを通して、自分の視野がいかに狭かったのかを実感しました。「もっと、いろいろな価値観や経験に触れたい」と思うようになり、自然と留学に行きたいという気持ちが強まりました。その中で、日本語を学ぶうちに「実際に日本で生活してみたい」と感じるようになり、気付けば日本への留学を目指していました。
明治大学を選んだ理由は、特に国際日本学部のコンセプトに強く引かれたからです。「日本と世界をつなぐ!」という学部のテーマが、「日本についてもっと知りたい」と思っていた自分にとって、とても魅力的に感じました。また、特定の分野を深く掘り下げるだけでなく、幅広いテーマを学べる点も魅力でした。
明治大学の好きなところについて
明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?
場所:中野キャンパスの広場
理由:ここでは友人と一緒にお昼ご飯を食べることが多いのですが、特に授業が終わった後、この広場を通って帰る時に見える夕焼けがとてもきれいなので、思わず立ち止まってしまいます。最近、この記事に掲載するために写真を探していたのですが、この場所で撮った写真がたくさんあることに気付きました。それだけお気に入りの場所なのだと改めて感じました。


好きな授業を教えてください。
授業名:共生と学びのデザイン論
担当教員名:岸 磨貴子 先生
理由:人との関係性やコミュニケーションについて深く考える機会を与えてくれる授業でした。共生を実現するためのコミュニケーション方法を学ぶだけでなく、多様な価値観を理解し、受け入れるためのアプローチも取り入れています。特に、アクティビティを多く取り入れているため、理論だけでなく身体を使って学べる点が面白いです。
日本で過ごした感想
日本に来て驚いたところは?
日本に留学して驚いたことは、年齢に対する意識が韓国と大きく異なることです。私は同じ学年の学生たちよりも少し年上なのですが、日本では年齢差を気にせずに自然に接してくれる人が多かったです。韓国では年齢差があるとどうしても気を遣う場面が多いので、このフラットな関係性がとても心地よく感じました。私自身も、こうした環境のおかげで、年齢をあまり意識せずに他の学生たちと楽しく過ごせるようになりました。
自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?
楽しいところ
日本での学生生活は、何をしてもどこかワクワクする感じがあって楽しいです。韓国と似ているようで少し違う部分があったり、全く異なる習慣に出会ったりするたびに、「こんなところが違うんだ」と気付く瞬間が面白いです。例えば、授業中の何気ない発言や友人とのやり取りなど、一見同じように見えても実際には少し違っていることが多くて、その発見が日常を新鮮にしてくれます。
大変なところ
日本での学生生活で難しいと感じるのは、自分が思っていることを日本語でうまく表現できない時です。日本語の勉強を続けているのに、まだ慣れていない表現や知らない言葉が出てくると、言葉に詰まってしまうことがよくあります。そういう時には少し悔しい気持ちもありますが、「もっと日本語を頑張ろう」と前向きに考えるようにしています。
SON MINJAEさんについて&メッセージ
将来の夢は何ですか?
私の将来の夢は、人に良い影響を与えられる人になることです。正直に言うと、まだ人との関係づくりには不慣れで、戸惑うことも多いです。でも、日本に留学してたくさんの人と出会い、少しずつ学びながら成長している実感があります。こうして出会えた人たち、一人ひとりとのご縁を大切にしながら、自分自身もさらに成長して、より良い影響を与えられる人になりたいと思っています。これからも、少しずつ前に進んでいきたいです。
故郷の国の紹介や、自慢をしてください。
韓国は、とにかくおいしい食べ物がたくさんあります。特にお勧めなのは「カンジャンケジャン」です。カニを醤油に漬け込んだ料理で、濃厚な味わいとプリプリの食感がたまりません。帰国するたびに必ず食べるほど、大好きな一品です。おいしいものが多すぎて、つい食べ過ぎてしまい、日本に戻る頃には、いつも体重が増えているのが悩みです(笑)。韓国を訪れる際は、ぜひ、いろいろな料理を楽しんでください!

明大生へのメッセージをお願いします。
いつも優しく接してくれる友人に、本当に感謝しています。明治大学での学生生活が楽しいのは、みんなのおかげです。これからも、お互い楽しく過ごしていきましょう!
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