
- 出身国:韓国
- 留学期間:2022年4月~2026年3月(予定)
日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。
将来、国と国をつなぐ仕事に携わりたいと考えており、大学生になったら一度は留学をしたいと思っていました。英語はもちろん、それ以外の外国語も学ぶ必要があると考え、日本語を学ぶことを決めました。多くの国の中でも、日本は韓国と多くの接点を持っていることや、日本語の響きや丸い形のひらがなが好きで、興味を持ったためです。その後、懸命に日本語を勉強した結果、日本へ留学ができるレベルまで達し、明治大学 情報コミュニケーション学部に入学できました。
明治大学の好きなところについて
明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?
場所:和泉ラーニングスクエア
理由:自分の好みとその時の目的に合わせて選択できる、たくさんの自習スペースがあるためです。一人で勉強に集中したい時には、7階の一人席をよく使います。人気の席なので、早めの時間に行くようにしています。また、天気の良い日には各階にある外のテラス席を利用したり、友人と一緒にゆったり勉強したい時にはグループボックスを利用したりしています。今は4年生なので駿河台キャンパスで主に過ごしていますが、時々、好きな和泉キャンパスへ勉強しに行く時もあります。

好きな授業を教えてください。
授業名:インターンシップ入門
担当教員名:久保田達之助先生
理由:将来の夢について深く考えるきっかけとなりました。情報コミュニケーション学部は、自分の専門領域を自由に決められる点が魅力で、さまざまなテーマに挑戦できる環境が整っています。特にこの授業では、社会人の方々と直接コミュニケーションを取る機会がたくさんあり、社会人の視点から社会を捉えることができました。この経験が、将来のキャリアの具体的な方向性を見つけるきっかけとなり、社会での自分の役割について深く考える大切さを実感しました。
日本で過ごした感想
日本に来て驚いたところは?
鍵を使う機会が多いことに驚きました。韓国では、地域にもよりますが、タッチパネルで暗証番号を入力する方式を使用している家が多いです。今住んでいる寮でも鍵を使っていますが、3年経っても慣れず、たまに部屋の中に鍵を置いたまま出掛けてしまい、困ることがあります。
自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?
楽しいところ
学部で主催するイベントに、企画から制作・運営まで深く携われる機会があるところです。私は1年次から3年次に学部の広報団体で活動しました。そこでは、自分の意見も取り入れられた雑誌の制作や、学部研究交流祭・新入生向けの歓迎会などのイベント運営を手伝う役割を担いました。イベントでは多くの学生が楽しんでいる姿を直接見ることができ、大きなやりがいと喜びを感じました。この経験を通じて、仲間と協力しながら一つのことを作り上げる楽しさや、多くの人に喜んでもらえることのうれしさを実感しました。

大変なところ
教科書で学んだ日本語と実生活で使われている日本語に、大きな違いがあるところです。特に、話すことが思ったよりも難しかったため、入学して3カ月ほどは苦労しました。しかし、優しいクラスメートのおかげで、日常会話を練習する機会をたくさん持つことができ、少しずつスムーズに会話できるようになりました。また、語学力が向上しただけでなく、彼らと友情を築くことができました。

HWANG JIHEEさんさんについて&メッセージ
将来の夢は何ですか?
国と国をつなぐ国際的な仕事に就くことです。まずは、日本で就職し、社会人としての経験を積みたいと考えています。多様性を尊重し、価値観や背景の違いを受け入れる力を生かし、世界の人々を支えるサービスや商品を提供することで、多くの人々をワクワクさせたいです。
故郷の国の紹介や、自慢をしてください。
私は韓国の南の都市である釜山から来ました。海に面しており、電車でもすぐ海まで行くことができます。周りの友人たちが韓国へ旅行するという話をよく聞きますが、もしきれいな海と自然を見たいのであれば釜山を訪れてみてください!夏は少し暑いので、他の地域より寒くなく過ごせる冬をお勧めします!

明大生へのメッセージをお願いします。
残り約1年で大学生活が終わりますが、悔いのないよう楽しい思い出をたくさん作りたいです。韓国が好き、韓国語を学びたい、旅行が好き、グルメ探しが好きという明大生の方は、ぜひお声掛けください!
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