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2025.06.18

経営学部英語プレゼンテーション大会で準優勝!GREATで学ぶために経営学部に留学|CHOI MIN SEOKさん

経営学部学生留学国際交流
日本への留学体験を紹介してくれた方CHOI MIN SEOKさん(経営学部4年)
プロフィール写真経営学部英語プレゼンテーション大会で準優勝
  • 出身国:韓国
  • 留学期間:2022年4月~2026年3月

日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。

幼い頃に日本旅行をしてから、日本のアニメやマンガなどを通して、日本という国に興味を持っていました。また、日本に留学した後も日本で活躍していた、従姉(いとこ) に影響を受けたことも理由の一つです。彼女から日本の話を聞いた上で日本に旅行し、さまざまな経験をしたことが、その後日本に留学を決めるきっかけとなりました。

明治大学を選んだ理由は、アメリカの高校に留学した経験と英語力を生かすために、明治大学経営学部のGREATプログラム(※1)に参加したかったからです。

※1 明治大学経営学部グローバル経営人材育成トラック(GREAT):Global Resources English Applied Track。将来、海外留学や国際ビジネス分野での活躍を目指す学生のための4年間のカリキュラム。特別編成の少人数クラスで実践的な英語スキルを身に付けながら、英語による授業科目で教養や専門知識を学ぶ

明治大学の好きなところについて

明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?

場所:和泉キャンパスの和泉ラーニングスクエア
理由:大学1年次で一番記憶に残った場所です。講義やチームプロジェクトをする時に集まった場所なので、思い出の場所です。その後、2年次のゼミ入室時やサークルの新入生募集など、大学生活の主なイベントが、和泉ラーニングスクエアで行われました。

和泉ラーニングスクエア

Go Colorful, Go Forward!もっとカラフルに、さらに前へ(和泉ラーニングスクエア公式動画)

好きな授業を教えてください。

授業名:日本事情
担当教員名:菊地端夫 先生
理由:日本事情という授業は、さまざまな国の留学生と交流しながら、日本以外にもいろいろな国の事情について、ディスカッションや意見交換ができる授業です。多様な学生たちと一つのテーマに関して議論し、解決策や自国の状況を比較しながら、他国にも興味を持つことができました。さまざまな国出身の留学生や日本の学生と交流できることが、この授業の魅力です。そして、講義を行う菊地先生の講義スタイルや内容も分かりやすかったので、楽しみながら学ぶことができました。

日本で過ごした感想

日本に来て驚いたところは?

日本に留学して驚いた点は、交通費の値段が高いことです。休みの期間中に友人と遊びに行った時、思っていた以上に交通費が高くてビックリしました。他にも日本で外食した時、「お通し(※2)」に別途料金が発生することなど、日本に来て初めて知った文化もありました。

※2 お通し:飲食店で提供される料理の一つで、席に着いてから注文の品が提供されるまでのつなぎとして、最初に出される簡単な小皿料理のこと。この文化は日本特有のものであり、多くの居酒屋や和食店などで広く行われている。「お通し」は、主に関東圏で使われている言葉に対して、関西圏で使われる「突き出し」は、注文を受けたかどうかにかかわらず出されるという違いがある

熱田神宮(愛知県名古屋市)に旅行した時の一枚

自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?

楽しいところ

日本に留学して一番楽しかったことは、年齢を問わずいろいろな日本の学生と交流することができた点です。

韓国の場合には、年齢によって敬語や上下関係が明らかになっている影響で、同学年でないと深く付き合うことが難しい場合があります。それに対して日本では、講義やプレゼンテーションの準備のためにグループで集まった時にも、自由に意見交換することができました。個人的には、高校時代のアメリカ留学のおかげで、年齢を問わず、自然と友人を作ることができるようになったと感じています。

大変なところ

日本で学生生活を送るに当たり大変だったことは、日本人の氏名の漢字表記や読み方が難しかったことです。日本で生活するうちに慣れてきましたが、漢字の書き方を完璧にマスターするには、かなり時間がかかりました。それ以外にも、自国である韓国に関する特別な文化や歴史に関する情報を、そのまま相手に伝えることが思った以上に大変でした。一度、明治大学韓日父母会交流イベントに参加したことがありますが、韓国と日本の違いを翻訳して伝えることは、想像以上に難しかったです。

明治大学父母交流イベント明治大学父母会交流イベントに参加した時の一枚

CHOI MIN SEOKさんについて&メッセージ

将来の夢は何ですか?

将来の夢は、明治大学を卒業し、日本で金融業界や小売業界に就職して働くことです。日本語だけでなく英語を話すことにも興味があるので、機会があれば日本だけでなくアメリカでも、さまざまな人々と新たな関係を構築したいと考えています。

故郷の国の紹介や、自慢をしてください。

日本と同様に四季がはっきり分かれている韓国は、時期によって新しい季節や風景を感じられる国です。韓国出身である自分でも、時々韓国の新たな変化や風景を目にした時に、結構驚くことがあります。そして、日本のように地域によって郷土料理の特色と地域文化があるところや、韓国名物の辛い料理を食べることができるところも魅力です。それ以外にも、韓国ではスピード感を重視するために、比較的迅速な料理の注文やデリバリーが発達しているところも、韓国の自慢です。

韓国の伝統を感じられる北村韓屋村韓国の伝統を感じられる北村韓屋村(プクチョンハノクマウル)
青瓦台青瓦台(チョンワデ) (韓国大統領の旧官邸)
朝鮮時代の宮殿を代表とする景福宮朝鮮時代の宮殿を代表とする景福宮(キョンボックン)
「ソウルの森」の春の景色「ソウルの森」の春の景色
Nソウルタワー(南山タワー)からの眺めNソウルタワー (南山(ナムサン タワー)からの眺め

明大生へのメッセージをお願いします。

日本に留学している留学生として、明治大学はいろいろな国出身の留学生との交流を通して、新たな学びを得ることができる大学です。特に記憶に残っている思い出は、ゼミの先輩や後輩と共にチームで参加した2024年度経営学部第13回英語プレゼンテーション大会で、プレゼンテーション大会の準備をした過程が、何より楽しい時間となりました。

明治大学は、普段個人が興味を持っていた分野をさらに広げ、明治大学の理念通り「個を強くする大学」です。普段興味のあることに迷わず挑戦することが、自分の限界を超えて新たな自分を発見するきっかけになると思います。

2024年度経営学部第13回英語プレゼンテーション大会で準優勝した時の一枚
ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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