
- 出身国:中国
- 留学期間:2023年4月~
日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。
叔父の仕事が日本の企業と関わりがあったので、子どもの頃から日本にとても興味を持っていました。また、私はファッションやトレンドにも関心があったため、「アジアの中でもファッションの最先端を行く日本を、自分の目で実際に確かめたい」と思い、日本に留学することを決めました。
進学先を決める際、明治大学はサークル活動がとても盛んで、活気にあふれた雰囲気に魅力を感じたので、「充実した大学生活を送りたい」という思いから、明治大学を選びました。
明治大学の好きなところについて
明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?
場所:中野キャンパスの研究室
理由:研究室では、静かに自分の研究や勉強に集中することができます。また、研究室の先輩方との会話を通して、多くの知識を学ぶことができます。さらに、研究室の窓から見える景色も、とても美しいです。

好きな授業を教えてください。
授業名:ウェブプログラミング実習
担当教員名:斉藤裕樹先生
理由:授業の最後には、グループで課題に取り組みます。ゼロからスタートし、メンバーとお互いに協力してプログラムを開発する際には、さまざまな困難や問題に直面しますが、みんなでアイデアを出し合い、試行錯誤を繰り返すことで、課題を一つひとつ乗り越えていきます。最終的に完成した作品を発表する時には、大きな達成感と喜びを感じました。この経験を通して、チームワークの大切さや実践的な開発スキルも身に付けることができたので、とても貴重な学びの機会となりました。
日本で過ごした感想
日本に来て驚いたところは?
日本に来て驚いたことは、交通費が高額なことです。日本の電車賃は、中国でタクシーに乗れるくらい高額です。中国では、気軽にタクシーを利用していた私ですが、日本に来てからは、もっぱら電車に乗る生活です。タクシーは、もはや遠い存在となりました。
また、日本の駅のホームには、まだ「ホームドア」が設置されていないところが多いため、最初はとても怖く感じました。ただ、最近は徐々にホームドアの設置が進んできているようなので、少し安心しています。
自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?
楽しいところ
日本では、大学のサークル活動の雰囲気がとても良いと感じます。私は写真撮影が趣味なので、カメラクラブに所属しています。普段から日帰りで撮影に出かけるイベントなども多いため、とても楽しいです。1・2年次では、明大祭でサークルの副責任者として写真展を開催したことで、とても大きな達成感を味わいました。また、サークルを通じてたくさんの友人もできたので、本当に楽しく充実した学生生活を送っています。

大変なところ
日本に留学したばかりの頃は、土地勘もなく、知り合いもいない中での孤独感、そして「言語の壁」がとても大変でした。当時は高校を卒業したばかりで、日本語もあまり流暢には話せず、聞き取ることも難しかったので、友人もいませんでした。それでも、一人で部屋を借りたり、区役所に行って住民登録をしたりしなければならなかったため、本当に大変でしたが、当時の自分が頑張ってくれたおかげで、「あの時の苦労が、自分を成長させてくれた」と今では良い経験として振り返ることができます。
それから、日本の交通費やデリバリーの料金は、中国と比べてかなり高額なので、タクシーや出前を気軽に利用できなくなってしまったことが、少し寂しいです。
YU ZIPENGさんについて&メッセージ
将来の夢は何ですか?
将来の夢は、日本で就職し、IT企業でエンジニアとして社会に貢献することです。そして、健康でいられること、いろいろな場所へ旅行に行けること、自分のやりたいことを自由にできること、そしていつでもおいしい料理を楽しめるような生活を送りたいです。
故郷の国の紹介や、自慢をしてください。
私は、中国の深圳出身です。深圳は中国南部にある経済特区で、急速に発展した近代都市です。HuaweiやTencentなどの有名企業が本社を構えており、「中国のシリコンバレー」とも呼ばれています。高層ビルと自然が共存していて、交通もとても便利です。香港にも隣接しているので、国際色豊かな活気ある都市です。

明大生へのメッセージをお願いします。
明治大学は、とても活気があって自由な雰囲気にあふれた素晴らしい大学です。勉強はもちろん、サークルやイベントなど、さまざまな経験ができる環境に恵まれています。ぜひ、自分の「やってみたい!」を大切にして、たくさん挑戦してください。その一歩一歩が、きっと未来の自分を支えてくれるはずです。
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