

- 出身国:中国
- 留学期間:2023年4月~2027年3月
日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。
以前、母国である中国の大学で理系分野を専攻していましたが、次第に自分が本当に学びたい関心事との間に隔たりを感じるようになりました。そんな時に、心の支えになったのが日本のマンガやライトノベルです。「最新話をリアルタイムで読みたい」という一心で、日本語を独学しました。ちょうどその頃、日本への留学準備をしていた友人から話を聞いたことがきっかけで、自分も日本に留学して興味がある分野を一から学び直そうと決意しました。
明治大学を選んだ理由は、私の興味関心に合致する研究に取り組んでいる先生が、複数いらっしゃったことに加え、入試制度が自分に合っていたためです。明治大学文学部の留学生入試の出願に必要な条件が私にとって出願しやすく、挑戦を後押ししてくれました。
明治大学の好きなところについて
明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?
場所:駿河台キャンパス 猿楽町校舎 史学地理学科共同演習室
理由:史学に関する重要な専門書や辞典などが置かれていて、図書館よりも快適に勉強できる空間です。史学地理学科に在籍する学生なら、誰でも鍵を借りて利用することができます。私が所属しているゼミも、この演習室で行われています。
史学地理学科共同演習室のある駿河台キャンパス猿楽町校舎好きな授業を教えてください。
授業名:東アジア近現代史A・B
担当教員名:関智英先生
理由:主に、中国の近現代史や戦時中の日本の占領地政権について学んでいます。関先生はユーモアあふれるお人柄で、身振り手振りを交えた講義が魅力です。中でも、アヘンの歴史に関する授業で、当時の人々の様子がリアルに伝わってきたことが特に印象に残っています。
日本で過ごした感想
日本に来て驚いたところは?
日本に来て驚いたのは、街中にごみ箱がほとんど見当たらないにもかかわらず、街並みがきれいに保たれていることです。中国では至るところにごみ箱が設置されており、清掃員の方が頻繁に掃除をすることで景観が維持されています。
日本の美しい街並みからは、一人一人のマナーに対する意識の高さがうかがえます。当初はごみ箱が見つからず不便に感じることもありましたが、今ではこの環境で清潔さが維持されていることに、日本独自の文化を感じています。
自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?
楽しいところ
以前在籍していた中国の大学では、カリキュラムの多くを必修科目が占めていました。それに対して明治大学文学部は、自分で選択できる科目の幅が広く、興味のある科目を選択できるところが魅力です。
私は専攻するアジア史だけでなく、文学や社会学、法学など、関心を持った科目を積極的に履修しました。専門領域を超えて多様な視点から学び、教養を深められる今の環境は、日本の留学生活で一番楽しいと感じるポイントです。
大変なところ
以前に在籍していた理系の専攻に比べ、レポート課題の数や文字数がはるかに多く、当初は戸惑うこともありました。もともと文章作成に苦手意識があった上、日本語という外国語で執筆しなければならないため、最初は非常に苦労しました。しかし、粘り強く取り組むうちに日本語のレポート課題に慣れてきて、最近では文章力や日本語能力の向上を実感しています。
所属学部から奨励賞をいただきましたYAN MENGZEさんについて&メッセージ
将来の夢は何ですか?
卒業後は日本の大学院に進学し、現在研究している「冷戦期の中台関係史」という研究テーマを、さらに深く掘り下げたいと考えています。将来の夢は、日本で研究者になることです。研究者への道は決して容易なものではないと理解していますが、目標に向かって努力を継続したいです。
故郷の国の紹介や、自慢をしてください。
中国は歴史が長く、見どころのある歴史的建造物や文物が数多く存在します。私が特に興味があるのは、殷と周の時代に作られた青銅器です。青銅器は、三千年以上前のものとは思えないほど細工が精巧で、神秘的な雰囲気を漂わせているところが魅力です。
殷の時代に作られた青銅の酒器「四羊銅方尊」(中国国立博物館所蔵)明大生へのメッセージをお願いします。
海外留学や海外研修は人生を豊かにし、自分の可能性を広げてくれる貴重な経験です。円安の影響などがありますが、学内外の留学支援制度や奨学金を積極的に活用し、留学にチャレンジすることをお勧めします。
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