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留学生スタイル
2018.05.07

【留学生紹介】「自身の強みである語学を生かし、国際機関で働きたい」テッテッ ウィンさん│明治大学

日本への体験を紹介してくれた方テッテッ ウィンさん(国際日本学部4年)

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  • 出身国:ミャンマー
  • 来日:2013年4月12日~
  • 留学期間:2015年3月〜

日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。

ミャンマーにいたころから、ミャンマー語や日本語、中国語、韓国語を勉強してきましたが、日本語に関しては母国での学習に限界を感じ、直接現地で学ぶ必要があると思い、日本へ来ました。また、将来は自身の強みである語学を生かし、国際機関で働きたいと思っているため、「国際協力人材育成プログラム」に参加したいと思いました。プログラムの連携校だった明治大学の、「個を強くする大学」というスローガンが深く心に残り、進学したいと考えました。

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都内にある、ミャンマーの仏教寺院にて

明治大学の好きなところについて

明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?

場所:キャンパス 高層棟1階 ラーニング・ラウンジ
理由:このラウンジは、4つのスペースに分かれていて、たちが交流するほか、ティーチングアシスタントからのサポートを受けたり、グループワークや自習ができたりします。一つの場所でいろいろなことができるため、よく利用しています。

好きなを教えてください。

授業名:国際関係論
担当名:ヴァシリューク スヴェトラーナ先生
理由:世界で起きている時事問題の由来や今後の傾向を、先生やクラスメートと一緒に討論し合いながら学べるため、とても面白いです。また、先生は学生一人ひとりに与えた課題を細かく見てくれるため、相当やりがいのある授業です。

日本で過ごした感想

日本に来て驚いたところは?

交通の便が非常に良いことや、バスや電車の出発・到着時刻が守られていることにとても驚きました。最もすばらしいと思ったことは、障がい者が一人で行動できるように、設備や係員の配置が充実していることです。

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クラスの友人と一緒に、明治神宮へ初詣に行った時の写真

自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?

楽しいところ:日本人を含むさまざまな国の人と出会い、化交流ができるところです。
大変なところ:今のところありません。

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学内で行われた「浴衣着付け体験」にゼミナールの先生やクラスメイトと一緒に参加しました

日本で行ってみたい場所はありますか?

行ってみたい場所:富士山(山梨県・静岡県)
理由:世界文化遺産であり、日本の誇りだと思っています。日本に滞在している間に行って、日の出を鑑賞したいです。

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国営ひたち海浜公園へ遊びに行きました

日本の好きな食べ物と、苦手な食べ物があれば教えてください。

好きな食べ物:てんぷらうどん
苦手な食べ物:生もの

好きな漢字(一文字)と、その理由を教えてください。

好きな漢字:「賢」
理由:私の名前と同じ意味で、「知識、技能が優れている」という意味を持っているからです。

テッテッ ウィンさんについて&メッセージ

将来の夢は何ですか?

国際連合の職員になり、ミャンマーの教育システムを改善したいです。軍事政権から民主主義に変わったばかりの母国を全面的に発展させるためには、教育が重要な鍵になると考えています。

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第29回模擬国連会議全日本大会に参加した際の写真

故郷の国の紹介や、自慢をしてください。

母国のミャンマーは仏教徒が90%で、キラキラとした金色のお寺があちこちにあり、東南アジアや熱帯雨林気候特有の自然が豊かな環境で、絶景を楽しめます。多数のお寺が存在する「バガン」という都市は、11世紀の王朝の遺跡がそのまま残され、ミャンマーの誇りであり、最も有名な観光地です。日本の京都のような、伝統的な街並みと似ています。気候は、日本に比べれば暑い方ですが、冬休みの時期に遊びに行くと、非常に過ごしやすいです。

ミャンマーでは、人口の約7割を占めるビルマ族だけでも1カ月ごとにフェスティバルがあり、多民族国家であるため、他民族によるフェスティバルも多く、多文化共生の体験ができます。国民みんなが優しく、人を手伝うことが好きです。先端技術などで発展している日本も好きですが、違う文化の人々が一つの国で助け合い、共存しているミャンマーに対しても愛国心を持っています。

明大生へのメッセージをお願いします。

明治大学には、すばらしい先生方の授業がたくさんあるため、大学4年間を使って興味のある授業を取り、あらゆる分野の知識を身に付けることができます。世界各国への留学プログラムも盛んなため、貴重な学生の時期に異なる国の文化や教育などを体験することができます。また、就職活動においてもさまざまなサポートがあるため、皆さんには大学生活を有意義に過ごしてほしいと思います。

※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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