日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。
一生に二度とない大学生活は、自分が今まで生まれ育った国を離れ、他の国で送ってみたいという考えを持っていました。高校生のころ、日本でのホームステイを通して得た良い経験が、日本の大学に進学したいという思いにつながりました。その中でも特に外国人留学生の受け入れが活発に行われている明治大学を選び、入学しました。
明治大学の好きなところについて
明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?
場所:和泉キャンパスの学生食堂(和泉の杜)
理由:和泉キャンパスの食堂は、内部のインテリアもおしゃれですし、1階から3階までさまざまな種類の料理を売っているので、選べるメニューの幅が広いからです。たまに韓国料理も売っているので、嬉しく思いながら食べました。 チーズドッグがおいしい図書館1階のカフェも大好きです!
好きな授業を教えてください。
授業名:日本語(2年)II
担当教員名:黒崎典子先生
理由:授業の中で他の留学生と自由にお互いの意見を交わしたり、積極的に発表したりすることでアクティブラーニングができました。大学では意外とこのような授業を受ける機会が少ないので、とても役に立つ授業だったと思います。また、黒崎先生は留学生の苦労を心から理解し、いつも留学生を優しく支えてくださるので、自分の大学生活にも自信を持つことができました。
日本で過ごした感想
日本に来て驚いたところは?
食堂で料理を食べている途中に店員さんが来て、食べ終わったお皿を下げることです。韓国では、自分から先に言わない限り、食事の途中で店員さんが来ることはほとんどありません。今はある程度慣れましたが、やはり店員さんが来ると思わず慌ててしまいます。
自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?
楽しいところ
大学連携の国際交流行事や日本語カフェに参加するなど、さまざまな国籍の学生と交流することで新しい経験が得られるところです。また、大学のK-POPダンスサークルに入り、明大祭や単独公演などにも出演したので、楽しい学生生活を送ることができました。
大変なところ
大学2年生の時、留学生だから日本語が下手だろうという偏見にぶつかり、ある日本人の学生たちに授業での発表を辞めさせられたことがありました。もし自分が日本人だったら、私が母国にいたなら、留学生としてこのような思いをすることはなかったのではないかと感じ、とても悲しくなった経験があります。
イ ソジョンさんについて&メッセージ
将来の夢は何ですか?
全世界で開かれる国際会議で通訳を担当し、世界各地で活躍したいです。国際会議での通訳は、日本語と韓国語の両方を正確に同時通訳しないといけないため、かなり難しく大変なことですが、日本に住みながら大学生活を送った経験が少しでも役に立つのではないかと思っています。
故郷の国の紹介や、自慢をしてください。
私は、韓国の水原(スオン)市という地域から来ました。水原市は、ソウルから電車で1時間ほどかかるとても大きくにぎやかな都市で、世界文化遺産の「水原華城」があり各地から観光客が訪れます。水原は、特にチキンやカルビがおいしいことで有名ですので、チキンとカルビが好きな方はぜひ来てみてください!
明大生へのメッセージをお願いします。
新型コロナウイルスの影響でオンライン授業が始まり、今までとはまったく違う生活に私自身も慣れませんが、みなさんも大変な時間を過ごしていると思います。いつになればコロナが終息するのかわかりませんが、それまで体に気をつけて過ごしてください!
MEIJI NOWに出演いただける明大生の皆さんを募集しています。大学受験や留学の体験記、ゼミ・サークルの活動をMEIJI NOWで紹介してみませんか?