- 出身国:中国
- 留学期間:2017年4月~現在
日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。
幼い頃から絵を描くことが好きで、アニメーション大国として知られている日本が好きになったことをきっかけに、日本文化や社会環境に興味を持ち始めました。高校卒業後、日本語の塾に通い日本語を上達させたことで、日本に進学したいという思いが強くなり留学を決めました。
明治大学を選んだ理由は、志望する専攻について文献資料を探したところ、私が研究したいテーマの論文を明治大学の先生方が多く執筆されていたので、ぜひそういった先生方のもとで学びたいと思ったからです。

明治大学の好きなところについて
明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?
場所:和泉キャンパスのメディア棟
理由:和泉メディア棟で1年次の授業がほぼ行われていたので、愛着を感じます。落ち着いて知識を身に付けられる雰囲気がありながら、人感センサーが広範囲に生かされている省エネルギー的なコンセプトに感心します。最も印象深いのは、5時限目のゼミの後、エレベーターを待ちながら大きな窓から見える霞景色です。1日の授業を終えた私に最高のご褒美だな、といつも思いながら眺めていました。

好きな授業を教えてください。
授業名:心理学的支援法I
担当教員名:浅井健史先生
理由: みんなが気楽に参加できるアイスブレイクゲームを用いて、心理学的なサポート法に関する専門知識や日常生活での生かし方を、浅井先生から分かりやすく教えていただきました。学生の質問にも一つひとつ丁寧に対応していただき、留学生がきちんと知識を習得できる環境が整っていて、とても勉強になりました。
日本で過ごした感想
日本に来て驚いたところは?
ラッシュアワーの満員電車に乗る時、乗客の皆さんが体を外に向けて背中から乗り込む様子に驚きました。実際に試したところ、確かに母国のように真正面から乗り込むより、後ろ向きで乗る方がそれほど力が必要なく乗りやすかったです。日本の満員電車にスムーズに乗り込むコツとして、私の心に残っています。
自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?
楽しいところ
より自由に学習時間と学習ペースの管理ができることです。日本の大学は中国の大学より必修科目の単位数が少なく、自分のペースで学習時間を管理することができます。将来について熟考し、それにふさわしい資格を取得するため、他学部の履修科目を幅広く学べる環境はとても魅力的です。
大変なところ
学業も生活も一人で頑張らざるを得ない状況なので、どのようにして授業以外の時間をうまく活用していくか悩みました。特に定期試験に臨む際、レポートの提出期限を守ったり、前もって勉強のスケジュールを立てたりすることは、私にとって悩ましい問題です。
劉 雨初さんについて&メッセージ
将来の夢は何ですか?
将来の夢は、日本で公認心理師の資格を取ることです。専門知識を習得し、スムーズに患者さんとコミュニケーションがとれるような優れた語学力を持つカウンセラーになることが、日本に留学した時からの目標です。それを目指して、「今」を精一杯生きていきたいです。
故郷の国の紹介や、自慢をしてください。
数千年にわたる長い歴史と文化を持ち、各地方における独特で多彩な料理が数多くそろっている魅力的な国です。その中で、私が特に紹介したいのは、出身地の「安徽料理」です。漢方薬を食材に取り入れており、まろやかな味を持つ中国8大料理の一つです。体にもよく、味付けも和食と似ているので日本人の口にも合うと思います。もし機会があればぜひ食べてみてください!



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