- 出身国:中国
- 留学期間:2017年10月~2022年3月
日本への留学を志したきっかけを教えてください。
高校一年生の時、外務省の青少年交流事業に参加し来日しました。そこでさまざまな経験をしたことで、日中両国の友好事業に自分の微力を尽くしたいと思うようになり、日本への留学を決めました。
明治大学の好きなところについて
明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?
場所:和泉キャンパス メディア棟6階の一番東側の椅子
理由:いつもその席で校舎を眺めながらお昼ご飯を食べていました。すてきな思い出ができました。
好きな授業を教えてください。
授業名:日本文化・社会理解講座
担当教員名:天木勇樹先生
理由:毎週異なる分野のさまざまな講師の方に来校していただき、日本社会や日本の文化をより深く学んだり、自ら触れ合ったりすることで教養を高めることができました。また、先生が一方的に知識を与えるのではなく、学生たちもグループディスカッションなどを通じて授業を振り返ることができると同時に、人間関係も築くことができるところが魅力的でした。
日本で過ごした感想
日本に来て驚いたところは?
すぐにノーと言いづらい、気遣いの程度の違いです。また、「礼」と「和」を思った以上に大切にしているところです。中華料理に対しては独自の理解があり、本場の中華ではないものの、なかなか美味だと思います。
自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?
楽しいところ
明治大学では豊富なサークル活動があり、私は雄弁部と弓道部に入部しました。そこで大切な仲間と知り合い、弁論の場で活躍したり、世界中に知られている日本の武道を身に付けたりできることを光栄に思います。住居が寮ではないため、時間を自由に使うことができ、大学生のうちにやりたいことができるところが楽しいです。


大変なところ
日本だけでなく、海外で暮らすとなると、役所の手続きも含めてさまざまなことを全て自分で対応しなければならない点が少々大変です。また、一人暮らしゆえ、時には孤独を感じることがあります。やはり物よりは精神面においての大変さがあると思います。
鈕奕昊さんについて&メッセージ
将来の夢は何ですか?
外交官になることです。
故郷の国の紹介や、自慢をしてください。
何千年も歩んできた中華文化はだてではないというところです。地元の蘇州は古くから中華文化の中心地の一つとして、美食や昆曲(オペラ)をはじめとした古典文化が栄える一方で、そびえ立つ高層ビルもだんだん増えています。まさに古典と現代の融合といった都であり、自慢の故郷です。

明大生へのメッセージをお願いします。
明治という名は、年号だけでなく、この国が近代に進んだ大きなターニングポイントであります。私たち明大生は、古き時代から伝承してきたこの良き学風、教風の元、「明治」という二文字を背負って前に進みましょう。

※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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