日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。
小さい頃から文学少年で、本を読んだり、文章を書いたりすることが大好きでした。そんな自分がはまっていたのは、東野圭吾の推理小説です。それをきっかけに数々の日本文学に触れて、日本文化を肌で感じたいと思いました。
文学部ではなく国際日本学部を選んだ理由は、多様な学問を身に付けられるからです。自分は一つのことに没頭するより、さまざまなことを同時にすることが好きです。そのため、本学部がより私の性向に合うと確信しました。
明治大学の好きなところについて
明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?
場所:中野キャンパス2階ラウンジ
理由:自分は、大きな木があるので「世界樹」と呼んでいます。偽物ですが木の周りに植物もあります。そのため、座っているだけで目が安らぐ場所です。勉強、簡単な食事、充電ができるのでとても便利です!
好きな授業を教えてください。
授業名:ジェンダーと表象
担当教員名:藤本由香里先生
理由:先生が身近にあるマンガを通して、ジェンダーを理解しやすく説明してくれます。専門家や有名人などのスペシャルゲストも訪れます。我々が日常で気付かなかった部分について、多く触れます。聞いたらきっと、「これが大学の授業だな」と思います。個人的に、受けた授業の中で得た知識が最も多かったです。ぜひ、受講してください!
日本で過ごした感想
日本に来て驚いたところは?
日本のトイレに、温水洗浄便座の設備が多く整っていることです。どこのトイレに行っても温水洗浄便座があることに最初は驚きましたが、今は設置されていた方が便利だと思います。また、掃除が終わったというサインでトイレットペーパーを折る文化も不思議でしたが、今はとてもかわいいと思います。
自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?
楽しいところ
ランチタイムがあることです。韓国の大学ではランチタイムがないため、空きコマを活用して食事しなければなりません。あと、コロナ禍ということもあり、レポートで成績を出す授業が多くて、助かりました。韓国では主に試験で成績を評価します。自分は試験よりもレポートが得意なので、良かったです。
大変なところ
1コマの授業が、100分だということです。韓国では、ほぼ60分です。今は慣れてそんなに大変ではないですが、以前は60分を過ぎると、あくびが自動で出てきて集中力を保つことが大変でした。また、国際日本学部は課題と必須授業が多いので、ストレスがたまりました。ストレス解消のため、カラオケによくお世話になりました。
SEOL YOUNGHWANさんについて&メッセージ
将来の夢は何ですか?
来年から大学院で、「国際安保」に関して研究する予定です。戦争被害と武力衝突を減らす方法を提示することで、世界平和に貢献したいです。そして、国際機構のジェネラリストとして活躍したいです。主に、難民を支援する役割の築となって、より良い支援と保護を確保できるように頑張りたいと思います。
故郷の国の紹介や、自慢をしてください。
自分は韓国でも特に、釜山の広安里(クァンアンリ)を強くお勧めします。海雲台(ヘウンデ)のライバルです。主に海産物などのおいしい店が多いです。また、おしゃれなカフェと写真を撮るスペースが、かなりあります。何よりも夜景が美しいです。夜に行くとドローンショーも行われています。
明大生へのメッセージをお願いします。
皆さん、「炭酸飲料」はあまり飲み過ぎないでください。自分は日本に来てから「炭酸飲料」を水のように飲んで、太ってしまいました。今後は、健康のために量を減らそうと思います。
大学生活で記憶に残る活動
東京2020オリンピックで通訳のボランティアをしたことが、最も記憶に残ってます。もちろん通訳も面白かったのですが、さまざまな国籍の方と出会えたことが忘れられない思い出です。
また、明治大学のランゲージボランティアとして「韓国語教室」を開いたことと、「留学生サポートの活動」も楽しかったです。
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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