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2023.11.16

農学部生命科学科で広い視野と総合的な判断力を身に付けて、将来は不妊治療の研究をしたい!(LEE MALGEUMさん)

農学部ゼミ・研究室留学国際交流
日本への留学体験を紹介してくれた方LEE MALGEUMさん(農学部生命科学科3年)

  • 出身国:韓国
  • 留学期間:2021年4月~2025年3月

日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。

韓国やアメリカでは、経済的利益を重視して応用科学に主眼を置いています。それに対して、日本では基礎科学に力を入れていて、一つの分野について長い時間をかけて研究し、新たなものを発見することを目標に、自由に発想しながら研究に取り組みます。

このことから、私は「基礎研究の環境が整っている日本で研究を進めたい」と考え、日本に留学することを決心しました。

明治大学の農学部生命科学科では、生命科学の素養と共に、広い視野と総合的な判断力を身に付けるために、自然科学系だけでなく、哲学や倫理学などの総合科目の授業も多く整っています。他の分野と関連付けて体系的に学ぶことにより、急速に科学技術が発展している現代社会で起きているさまざまな問題に対して、「我々科学者が果たすべき姿勢を身に付け、今後の科学技術の問題についてさまざまな考え方やその良し悪しを評価する能力を養うことができる」と考え、明治大学を志望しました。

明治大学 生田キャンパス

明治大学の好きなところについて

明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?

場所:生田キャンパス中央校舎5階のメディアゼミ室
理由:オンラインで授業を受ける時、よく中央校舎5階のメディアゼミ室で友人と一緒に受講しています。窓から富士山を見ることができて、風景がとてもきれいなので、オンライン授業は必ずメディアゼミ室で受けるようにしています。

好きな授業を教えてください。

授業名:生殖生物学
担当教員名:長嶋比呂志先生
理由:昨年、生殖生物学の授業を取って、生殖技術について興味を持つようになりました。今年からは、長嶋先生の研究室に所属しているため、「将来は不妊治療の研究に携わりたい」と思うようになりました。

日本で過ごした感想

日本に来て驚いたところは?

現在、韓国ではPM2.5による大気汚染が大きな環境問題になっています。そのため、出かける時は、必ずKF94マスクや目薬、水を持ち歩く必要がありますが、初めて来日した際、日本の空気がとてもきれいなことに驚きました。

自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?

楽しいところ

日本人の友人とおしゃべりしたり、一緒に食事に行ったりしながら、自分の日本語力が伸びていくことが感じられるところが楽しいです。

明治大学の公式キャラクター「めいじろう」と友人たちとの一枚

大変なところ

敬語に慣れるまで、時間がとてもかかりました。今でも敬語はよく間違ってしまうため、先生にメールを送る時は、必ず事前に調べてから送るように心掛けています。

LEE MALGEUMさんについて&メッセージ

将来の夢は何ですか?

不妊で苦労している方々のために、不妊治療に役立つ研究をしたいです。

故郷の国の紹介や、自慢をしてください。

私は韓国のソウル出身なので、実家の周りには超高層ビルやショッピングできるところも多くあります。そのため、自然が豊かな生田キャンパスでの留学生活は、とても新鮮です。

韓国(ソウル)の超高層ビル

明大生へのメッセージをお願いします。

受け身の姿勢では何も得られないため、自分から積極的に行動することを心掛け、自分を信じて「前へ」進むことが大切です。

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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