
- 出身国:中国
- 留学期間:2020年4月~2024年3月
日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。
子どもの頃から両親がいろいろな日本のゲーム機を買ってくれたおかげで、私は日本のさまざまなコンテンツに触れていました。当時、私がよく挑戦していたのは、翻訳字幕を見ずに日本語オリジナル版のゲームをクリアすることでした。この経験がきっかけとなり、日本語を学び、日本に留学してみたいと思うようになりました。
明治大学を選んだ理由の一つは、明治大学公式キャラクターである「めいじろう」がとてもかわいいからです。日本語学校で受験勉強をしていた時に、明治大学のオープンキャンパスに参加しました。その時、めいじろうが私の目を引きました。私はその場でめいじろうのぬいぐるみを購入し、今でもパソコンデスクのそばに置いています。コロナ禍の、キャンパスに通学することができなかった期間も、私が大学のたくさんの課題に取り組む時に、めいじろうはいつもそばで見守ってくれました。

明治大学の好きなところについて
明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?
場所:中野キャンパスの図書館
理由:中野四季の森公園を往来する学生の姿を眺めながら読書することができて、とても落ち着く場所です。
好きな授業を教えてください。
授業名:映像・アニメーション表現
担当教員名:福地健太郎先生
理由:映像、アニメーション、インタラクティブメディア(双方向メディア)の表現手法を実習中心に学ぶため、理論だけでなく実践的なスキルも身に付けられます。課題制作では、自分自身の創造性を発揮し、新しいメディア表現を探求できる魅力があります。
以前、各自がテーマを設定し、自由な内容のビデオを制作するという課題がありました。この時、私はこれまでに触れたことのない多くのソフトウェアを使用することに挑戦しました。また、撮影のために、あちらこちらに足を運びました。この体験は非常に面白く、特別な経験になりました。
日本で過ごした感想
日本に来て驚いたところは?
日本に来て驚いたことの一つは、多くの学生が高校からアルバイトを始め、生活費を自分で稼いでいることです。このことに刺激を受け、私も学生としてだけでなく、社会に溶け込むためにも好きな仕事を見つけてやってみようと思いました。そして、私は子ども・小学生向けのプログラミング教室で指導教員として働きました。子どもたちとの交流を通じて、「IT×教育」の魅力を改めて実感することができました。

自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?
楽しいところ
日本の東京で、多種多様な分野の人々と交流できるところが楽しいです。学生団体に参加したり、さまざまなイベントで発表したりする機会が多いところが、留学生活の最も魅力的な部分だと感じています。


大変なところ
駅から中野キャンパスへの道では、ビル風が強く吹いています。このことについて、通学時にいつも友人と話して笑い合いますが、この「中野キャンパスの強い風の中を歩く」という共通の経験が、私たちの学びと絆を深める一助となっています。吹きすさぶ風の中で、一緒に歩きながら語り合い、笑い合うことは、私にとって特別な時間となっています。明治大学中野キャンパスの風は、私の学びの旅を彩る、忘れられない要素となっています。
李 豪傑さんについて&メッセージ
将来の夢は何ですか?
これからの人生を健康で幸せに過ごしたいです。そして、将来は、起業を通じて自分のアイデアを実現し、変化し続ける社会に自分独自の足跡を残したいと考えています。
故郷の国の紹介や、自慢をしてください。
中国は、未来ある躍動の国です。私の故郷、杭州には美しい西湖と、数え切れないほどの詩や伝説があります。

明大生へのメッセージをお願いします。
思い出を大切にしてください。明治大学での学びと思い出を、未来へ進む力として大切にしましょう。振り返るたびに、心が躍るような感動を味わえるように、充実した大学生活をしっかりと送ってください。
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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