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2023.12.21

ものづくりを学ぶために理工学部機械工学科へ。将来は、着用可能な移動支援ロボットを開発したい!(李 亦白さん)

理工学部学生留学国際交流SDGs
日本への留学体験を紹介してくれた方李 亦白さん(理工学部機械工学科3年)

  • 出身国:中国
  • 留学期間:2021年4月~2025年3月

日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。

私が中国で通っていた高校には、協定校の日本語学校があり、高校2年生を対象に日本に留学希望の学生募集がありました。これをきっかけに、「母国より工学が先進的な日本に留学し、自分の視野を広げたい」と考えるようになりました。

私は、明治大学の「前へ」という精神に強く共感しています。私にとって、学習でも人生でも、現状維持では満足できません。ずっと前の景色を見に行くことは自分の人生目標であり、明治大学で自分の「個」を強くし、同じ志を持っている友人と出会いたいと考えました。

明治大学の好きなところについて

明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?

場所:生田キャンパス 中央校舎6階の自習エリア
理由:6階からの眺めがとても良いです!疲れた時に外を見ると、一瞬でストレスが発散できます。

中央校舎6階から見た花火。一日の疲れが癒されました!

好きな授業を教えてください。

授業名:機械設計製図B
担当教員名:加藤恵輔先生
理由:CAD(キャド)(※)を用いた製図で機械の設計を行う授業です。自分で計算を行い、加藤先生の指導の下で、自分の創造力をフルに発揮して、理想的なエンジンを設計しました。加藤先生は、私の設計に対していつも励ましとアドバイスを下さいました。機械技術者になりたい私にとって、実際に自分の手を動かして実践的に学ぶことができる授業で、知識と技術をしっかり身に付けることができました。

※CAD(キャド):「Computer Aided Design」の頭文字から取った略語。コンピューターを用いて設計をすることができるツールのこと

機械設計製図Bの授業で描いた図面

日本で過ごした感想

日本に来て驚いたところは?

終電の時間が遅いことに驚きました。例えば、私がよく利用する小田急線は、午前1時ごろまで運行しています。

自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?

楽しいところ

時間的に自由であることです。学生寮に住み、毎日決まった時間に帰らなくてはならない中国と比べ、日本の、自分で部屋を借りる1人暮らしの生活は、とても自由です。自分が自由に使うことができる時間が多く、サークルやアルバイトなどいろいろな活動を自分の都合が良い時間にすることができます。

もう一つは、J-POPに出会ったことです。日本に来てから、日本のJ-POPというジャンルの音楽を聞き始め、印象的なメロディーにたくさん出会いました。時間がある時に音楽を聞いたり、ライブに行ったりすることが好きになりました。私にとって、ストレス発散の一番良い方法になっています。

大変なところ

学習と生活のバランスを取ることです。日本での大学生活は自由である反面、バランスを取ることが難しいです。どのように一日を過ごし、毎日を充実させるかを考え、また、学習面以外のことに過度に夢中になりすぎないようにすることが大切です。これは日本に留学する学生にとって、正解のない必修科目のようなものです。特に大学では、勉強、アルバイト、休息をバランス良く時間配分することが大変だと感じます。

生田キャンパスの夕焼けが最高!

李 亦白さんについて&メッセージ

将来の夢は何ですか?

将来の夢は、着用可能な移動支援ロボットを開発することです。このロボットを身に着けることで、体の不自由な方が自由に動くことができるようになったり、体力を必要とする仕事に携わる人が身体機能を強化し、介護や運搬作業などで体にかかる負担を軽減することができたりするので、いろいろな場面で人々の役に立ちたいと思っています。

故郷の国の紹介や、自慢をしてください。

私の出身地である山東省済南市は、多くの泉を持つことから「泉城」と呼ばれています。ぜひ一度、済南へ泉を見に訪れてみてください!

故郷の済南市で一番有名な観光地「大明湖(ダイ ミン フー)」。たくさんの泉からなる湖です

明大生へのメッセージをお願いします。

明治大学は、誰もが輝くことのできる舞台であると思います。さまざまなバックアップ体制があり、学生一人ひとりの「個」のアイデアが十分に尊重される環境です。明大生の皆さん、「前へ」進みましょう!青春時代には二度と戻れません。未来へ向かって充実した学生生活を過ごしましょう!

青空に映える生田第二校舎A館
ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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