ジェンダーや社会について学ぶことができる情報コミュニケーション学部へ!(グートシュリング マーヤさん)
情報コミュニケーション学部学生ゼミ・研究室留学国際交流SDGs
- 出身国:ドイツ
- 留学期間:2023年9月~2024年3月
日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。
日本語を3年間勉強しており、また、ドイツの大学(ゲーテ大学)で日本学を専攻していたため、「いつか日本に行きたい!」と考えていました。ゲーテ大学が明治大学と協定を結んでいたことと、明治大学にはレインボーサポートセンターがあったり、ジェンダーについての授業が充実していたりと、ジェンダー学を学ぶのに良い学習環境だと感じたことから、明治大学への留学を決めました。
明治大学の好きなところについて
明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?
場所:駿河台キャンパス 国際交流ラウンジ
理由:駿河台キャンパスの国際交流ラウンジで、友人と一緒によく勉強しています。また、駿河台キャンパスの国際交流ラウンジと和泉キャンパスの国際交流ラウンジで開催されるさまざまな楽しいイベントに参加できる点も、この場所が好きな理由の一つです。

好きな授業を教えてください。
授業名:日本語6
担当教員名:山森理恵先生、江後千香子先生、内田陽子先生
理由:日本語を学ぶことはとても好きです。同じクラスの友人とも仲良くなり、日本語をいつも楽しく勉強しています。いろいろな国から来た留学生と一緒に勉強するため、さまざまな国についても学ぶことができてうれしいです。
授業名:問題分析ゼミナールⅡ
担当教員名:宮本真也先生
理由:ゼミナールの学習環境は他の授業と少し違うため、実際に体験できて良かったです。日本人学生と他の留学生と一緒に活動し、ゼミ生のさまざまな研究テーマについて知ることができました。また、11月にバーベキューパーティー、12月には忘年会を開催しました。このようなことはドイツではあまり経験できないため、うれしかったです。

授業名:ジェンダーと社会Ⅱ
担当教員名:津田好子先生
理由:「ジェンダーについて学びたい!」という目標で明治大学を選んだため、この授業を履修しました。「社会」に関しても興味を持っているので、授業で学んだことをドイツの社会と比較することが面白いです。また、日本の社会について学ぶことも楽しいです。
最も印象に残っている授業を教えてください。
10月に商学部の黒﨑典子先生が行われた国際共修特別授業「SDGsでまなぶ日本語」に参加し、素晴らしい経験になりました。この授業の中で、黒﨑ゼミのメンバーが作ってくれた日本語教科書でSDGsについて学びながら、日本語の語彙や文法も勉強しました。一番楽しかったことは、日本人や他の国の人と話し合ったり、他国について学んだりしたことです。

日本で過ごした感想
日本に来て驚いたところは?
ドイツと異なり、電車がとても混んでいることです。また、電車が大体時間通りに着く点もドイツとは違います。そして、ホームシックがないことが、もう一つ驚いたことです。現在私は母国のドイツから9000キロメートル以上離れている東京に住んでいますが、寂しさを感じることはありません。
自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?
楽しいところ
毎日日本語を勉強できる点と、東京は大きい街なので、経験できることがたくさんある点です。授業が終わると友人とよく遊びに行きます。
また、とてもうれしいことは「キャンパスメイト」や「MUBO」という明治大学の学生団体が企画したイベントが充実していることです。イベントで多くの人と出会い、友人をつくることができました。本当にありがたいです。

大変なところ
初めての1人暮らしは、家事や料理を全て自分でしないといけないため、毎日の食事にいつも迷います。さらに、自分で生活に関する問題を解決しなければいけません。しかし、このようなチャレンジは人生の良い経験になり、自分の成長につながります。
他には、国によってさまざまな方法や手続きなどが異なることで大変さを感じました。例えば、SIMカードの購入方法やどのように郵便を送るかなどが大変でした。私の場合は、SIMカードを購入することが難しく、たくさん時間が掛かり、また、日本人の友人の手伝いも必要でした。ドイツではスーパーに行けばSIMカードを買うことができるため、特に大変でした。
グートシュリング マーヤさんについて&メッセージ
将来の夢は何ですか?
日本語や韓国語の言語能力をもっと向上させ、いろいろな言語を使う仕事がしたいです。また、読書が好きなので、現時点での将来の夢は出版社に勤めることです。そして、韓国語も勉強しているため、いつか韓国にも行きたいです。言語学習が本当に好きなので、もう一つ何か言語を勉強したいと考えています。
故郷の国の紹介や、自慢をしてください。
ドイツはお城、ビール、ソーセージなどで有名ですが、いろいろな湖やハイキングコースがあるため、ドイツの自然を楽しむこともお勧めです。また、私は子どもの頃から「ヴァンガーオーゲ」という北ドイツの島をよく訪れています。ここは私にとって特別な場所です。海が好きな人にはぜひ行ってほしいです!


明大生へのメッセージをお願いします。
留学や海外旅行に行く機会があれば、ぜひ行ってください!不安があっても、海外での経験からたくさん学ぶことができ、いろいろな人と出会うことができます。特に交流イベントなどに参加することをお勧めします。私の場合は、交流イベントで多くの人と出会い、友人をつくりやすくなりました。応援しています!

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